こんにちは。たぐちです
みなさんスマホやタブレットの容量を選ぶのって迷いませんか?
特にiPhoneやiPadなどのApple製品はSDカードを使えないため、ストレージの選択が重要となってきます。
もちろんAndroid端末もアプリなどは外部ストレージを利用できないものがあるため、内部容量は重要です。アプリは外部ストレージに保存できないですからね。
私も最初は最大容量を選択するのがベストだと思っていたんですが、最近はNASを利用するのもありかなと思えて来ました。
あと純粋にちょっと使ってみたいというのもあります。
最大容量ではなくNASを利用するメリット
iPhoneのストレージには64GBと256GBがあります。
どちらを買おうか毎回かなり迷います。64GBだと写真や動画の解像度も上がって不安。でも256GBは高い。
以前は256GBに心が傾いてましたが、最近は安い64GB買ってNAS運用した方がいいんじゃないかと思い始めています。
NASを利用するメリットとして
- PC、スマホ、タブレットなど複数の端末で共有できる
- 3万円弱で運用でき、最大容量と購入した時と価格差があまりない
- バックアップも可能
PCやガジェットをたくさん持ってる私にはこの方法がベストな選択肢に思えます。
いろんな端末でファイルを共有できる
私はいろんなデバイスを複数持っています。
- メインで自作のデスクトップPCとサブでノートPC各1台
- スマートフォンはiPhoneとAndroid端末で3台
- タブレットやKindleを使用しているものだけで3台
- あとゲーム機やBlu-rayレコーダーなどのAV機器を数台
これだけの端末を持っていてもNAS1台あればファイルを共有することが可能です。
NASのHDDにデータさえ入れておけば、どんな端末でもデータの閲覧や取り込みができるわけです。
例えば
- iPhoneで撮った写真を他の端末でも見る
- タブレットで作成したムービーをPCで取り込む
- PCで作成したExcel・Wordファイルをタブレットで読む
- リビングのレコーダーに録画した番組を自分の部屋や出先で視聴
なんてこともできちゃうわけです。
ネット環境さえあればNASに入っているファイルを出先で閲覧、取り込むことが可能となります。オンラインストレージでも同様のことができますが、無料版だと容量が少なく大容量にするためには課金が必要となることが多いです。
価格差があまりない
iPhoneXを例に出しますが、64GBと256GBの価格差は税込みで18000円ちょっとです。ストレージに2万円近くの差が出るため、私のように迷いに迷っている人も多いかと思います。
そこで64GBモデルとNAS、256GBモデル単体で比べてみると
- iPhoneX 64GB+Synology DS216j+WDのRED(2TB)で約15万2000円
- iPhoneX 256GBのみで約14万円
価格差は1万2000円ぐらい。たしかに1万2000円は大きな差ですが、それ以上のメリットがあります。
- iPhoneX単体
- iPhoneXにNAS
この二つを比べると1万2000円の価格差は小さく感じます。NASがあるメリットも価格以上に多いですしね。
またNASケースは人気で初心者でも使いやすいSynologyのDS216jを選びましたが、探せばHDD搭載モデルのもっと安いものもあります。
高性能なものが欲しいなら自作しても大丈夫。
やり方次第ではもっと価格を抑えられます。
HDDも安いものがいくらでもある世界です。
また私はiPad Pro10.5インチも購入したので、NASの利便性がより高まり最小容量を選択することで価格差も少なくなります。
端末が多いヘビーユーザーほどお得ですね。
NASならバックアップ機能として使える
NASだとデータのバックアップも可能です。
iPhoneやiPadだけじゃなく、PCやAndroidタブレットなど簡単にバックアップできちゃいます。
Apple製品のみならiCloudも便利ですが、PCなど他のデバイスもあるならまとめてバックアップできるNASは捗ります。一度NASキットを購入しちゃえば無料で利用できますしね。
DS216jならRAIDも構築できるので、スマホだけじゃなくPCのバックアップにも利用できます。
人によっては大容量デバイスがベスト
ここまで最小ストレージプラスNASの良いところをお伝えしましたが、人によってはやはり大容量がいいパターンもあります。
以下のような方は大きいストレージがおすすめです。
- iPhone、iPadヘビーユーザー
- 重いアプリをたくさん入れている
- 使用端末が少ない
- 家にネット環境がない、通信容量制限がある
- NASの設定や使い方が不安
出先でNASにつなぐとなるとネット接続が必要なので、動画など重いファイルをiPhoneやiPadにたくさん入れている人は不向き。やはりオフラインで完結するのは楽です。
そしてNASを利用するには、ある程度の知識が必要。
いくら簡単にできると言ってもハードルは高い。
まとめ
ストレージ控えめ端末にNASがおすすめな人は以下の通り。
- PC、スマホ、タブレットなど複数持っている
- 家に無線LAN環境がある
- NASに興味がある
- バックアップ機能がほしい
私の場合NAS自体を使ってみたいのと、Synologyの使い勝手に興味があるのも大きいです。そして自作熱がまた出てきたので、自作もしてみたいです。
NASがあるならiPhoneは64GBでもいいんじゃないかな、と思い始めて今に至ります。
逆にiPhoneぐらいしか持ってないという方は最大ストレージの購入をおすすめします。やはり容量は大きいに超したことはないですからね。
私のように複数の端末を持っている人にはNASはかなりアリ。
これをきっかけにNASをはじめてみましょう!
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