こんにちは。たぐちです
皆さん、ブログの記事や企画書、POP、プレゼンなどでタイトルを付けるのに苦労したことはないでしょうか?
特にブログの記事タイトルは付けるのに苦労している、苦手というブロガーは少なくないはずです。
私もタイトルを付けるのが物凄く苦手で、タイトルを付けるだけで10分以上悩むことがよくあります。
本文が良ければタイトルなんてどうでもいいのでは?と思われる方もいるかもしれませんが、
「タイトルってとても重要なんです。」
本書「キャッチコピー力の基本」は、このタイトルを付けるテクニックやヒントが77紹介されていて、上手にタイトルを付けられるようになります。
タイトルが悪いと本文を読んでもらえない
本書の感想とは少し脱線してしまいますが、あなたが普段ブログを読むとき、あるいは本を買うときなど「読むきっかけ」があると思います。
そのきっかけって「タイトル」だったりしませんか?
同じような内容のブログや本はたくさんある
たとえば、私がノートパソコンのレビューをネットで探しています。
このとき「ノートパソコン レビュー」と検索すれば、たくさんのレビューが出てくるので、全サイトをいちいち見てられません。せいぜい3つか4つでしょう。
ではレビューを見る基準はなにか?
と、いわれればタイトルです。タイトルを見て、私が求めている情報が載っていそうだと思えば、そのサイトを見ます(ネットの場合は検索順位とかも関係しますが、その順位を上げるにもタイトルは重要)
本の場合も同様で、同じような内容の本は溢れています。
しかもネットのように、読むのがタダじゃないので複数購入できません。
そうなると、タイトルが魅力的なものを買ってしまいます。
ブログはタイトルが9割
よく「ブログはタイトルが9割」と言いますよね?
これは当たっていると思います。
だって、タイトルが悪いといくら本文が良くても誰にも読んでもらえないんです。
タイトルが良く、釣られて読んだけど「なんじゃこの記事」という記事はよくあります。
たぶん、皆さん経験しているはず。
ただ、自分が微妙だと思った記事でも、他の人が読めば「良い記事」と思うかもしれません。
数打てば当たるじゃないですが、タイトルで惹きつけて、たくさんの人に読んでもらえれば賛同してくれる人も増えます。
この辺はブログを読むのが好きな人や、ブロガーならわかるはず。
本書には「良いタイトルを付けるテクニック」が載っている
この本には、人を惹きつけるタイトルを作るテクニックが77紹介されています。
どれも簡潔に書かれているので、読みやすく、ちょっとした時間にすぐ読めてしまいます。
77のテクニックすべてに、例題や見本が用意されている
この本は基本構成は以下の通り。
- ヒント(テクニック)が見出しで書かれている
- そのテクニックについて、簡単な解説
- そのテクニックを使った、「普通のタイトル」と「見本タイトル」
- 「見本タイトル」についての、簡単な解説や引用元
どの項目も基本はこの順番で、多くても5ページぐらいで構成されています。
空いた時間を使い「今日はテクニック20」を読もう、「明日はテクニック50を読もう」と毎日少しずつ読むことができ、順番通り読まなくても理解できます。
テクニックを盗む、マネをする
文章を一文字一句盗むのはよくないですが、テクニックは盗みましょう。
たとえば、hint08に「具体的な数字を入れる」というテクニックがありました。
これは「ゲーム機が売れた」と漠然というより、「ゲーム機が30万本売れた」と具体的な数字を入れると、説得力が増してタイトルの魅力が上がるというテクニックです。
使い古されたテクニックで基本中の基本ですが、マネしやすいテクニックでもあります。
ブログで使うなら
- 「たくさんの人に読まれた記事」→「1万人に読まれた記事」
商品のPOPなどで使うなら
- 「みんなが涙した本」→「1万人が涙した本」
上記のように変えることで、たしかに説得力が増します。
このようなテクニックがたくさん載っているので、是非マネをして盗んでみましょう!
タイトルで迷ったら、テクニック集を参考に
タイトルを付けるのってすごく迷うし、時間もかかります。
それも毎日のようにタイトルを付けるとなると、ネタも尽きてきます。
こういうときは、本書を利用してしまえばいいんです。
たとえばブログのタイトルを付けるのに迷っている場合は、今日は「hint1のテクニックを参考にする」「明日はhint2を参考に」とやっていけば、これで77個使えます。
使い終わったら、またhint1に戻って付けていけばいいんです。
- 今日は「hint8の具体的な数字を入れる」を参考に、タイトルは「ブログで10万円収益が出た」
- 明日は「hint9のかかる時間を示す」を参考に、タイトルは「1ヶ月で3kg痩せた」
このように、各hintを参考にしてタイトルを付けていけば簡単です。
基本的には参考書
この本は1つのことを、長く説明したり、詳しく書いている本ではありません。
キャッチコピーのテクニックをカンタン・簡潔に77、書かれているテクニック集です。
「読みもの」というより、「参考書」として考えた方が、良いと思います。
まとめ
私は「ブログの記事タイトルを、たくさんの人に読まれるものにしたい」と、思ったのがこの本を買うきっかけでした。
文章力を鍛える本とか、アップする本はたくさんありますが、タイトル・キャッチコピーに特化した本って、とても重要なのにそんなにないんですよね。
この本はブロガーだけじゃなく、本のPOPを作成したい本屋さんや、企画書のタイトルを魅力的なものにしたいサラリーマンなど、たくさんの人に向いている本だと思います。
タイトルだけじゃなく、本文の「見出し」にも使えるテクニックがたくさん載っているので参考にでき、文章力アップにもつながります。
ブロガーならわかると思いますが、タイトルはとても重要です。
でも短い言葉で、簡潔に本文の内容を表し、人を惹きつけるタイトルを付けるのってむずかしいですよね。私もとても苦手です。
ただ、この本を読んでからは少しずつですが、人に読まれるタイトルを付けられるようになってきたかなと感じています。
もし、ブログの記事タイトルやPOP、企画書のキャッチコピーで悩んでいる方がいれば、この本を読むことをオススメします。