こんにちは。たぐちです
突然ですが、あなたの高校(出身高校)はセーラー服でしたか?ブレザーでしたか?
男性なら、学ラン?それともブレザー?
私が通っていた学校は、高校ではめずらしい「私服の高校」でした。
厳密には「服装は生徒に任せるよ、自由にしていいよ」というスタンスで私服とは言ってません。
そこで、私服高校の雰囲気ってどんな感じなのか、メリット・デメリットは何なのかをお伝えします。
ちなみに私が女子高生だったのは10年以上前のことなので、今とは少し状況が違っているかもしれません。イマドキのナウなヤングが見ているかは、わからないけど注意してね。
私服高校の雰囲気
私服高校ってどんな雰囲気なのか、簡単に説明します。
ちなみに小学校と中学校は制服がありました。どちらもブレザーです
母校の簡単な説明
あんまり書くと身バレするので、ちょこっとだけ。
- 私立高校
- 男女共学(もともとは男子校)
- 一応、進学校
- 高専や定時制などではない普通校
- 自由な校風です(ただし自由とは言っていない)
- 大学と宗教がウラで待機しています
偏差値とか書くと、確実に特定されるのでこの辺で。
まあ上記のでだいたい特定されそうだけど。
学校は個性を認めてくれる・生徒は真面目
私服高校というと、どうしても高専や定時制、単位制、インターナショナルスクール(厳密には高校じゃないところが多い)などを思い浮かべる人が多いと思います。
他府県の高校情報はよくわかりませんが、大阪府内だとそんなにない印象。
公立だと天王寺高校が有名でしょうか?
そもそも服装を自由にするというのは、学校側が
「君たちを学校でしばることはしないよ、自由にやりたまえ」
「君たち一人ひとりが違う人間なんだ。個性を尊重するよ」
という理念のようなものがあるから、そうしている。
事実、私立なのに自由な校風だったし雰囲気も良かった。
ただ、これは建前であって本音は
「うちの生徒は真面目。服装自由でも節度を守る子ばっかり」
「制服で学校をアピールしなくても、お金持ってるんで経営は大丈夫です」
「制服のまま悪さされると学校のイメージが悪くなる。でも私服なら安心」
これが本音だとJK時代から思っています。
要はこういうことする学校の生徒は真面目で、ありえないような恰好をしてくる子が少ないんです。
だから、学校側も安心して服装を自由にできる。
なので、服装自由といいながらも「ありえない恰好」をしてきたら、怒られると思います。
私服高校のメリット・デメリット
毎日私服で登校できるなんて羨ましいと思われるかもしれませんが、面倒です。
特に私のようなファッションにさほど興味のない人間からしたら余計にそう思います。
ただ、私服高校といっても「標準服」という、制服のようなものを用意している学校が多数です。うちの高校は入学式や卒業式などは標準服という生徒が多かったです。
私服高校のメリット
私服登校のメリットはたくさんありますが、私が上げるのは主に以下の5つ。
楽ちん
制服と比べ、圧倒的にラク!
特に女子だと制服がスカートなので、パンツが見えないように移動したり、座ったりしなくてはなりませんが、そういうことに気を使わなくても大丈夫です。
また、シャツのアイロンを掛けたり、上着をドレッサーやコロコロで綺麗にする必要もないので楽です。
お金がかからない
制服を買う必要がないのでお金がかかりません。
制服だけ持っていて、私服は持ってない人はいないだろうし
オシャレできる
どんなカバンを持とうが、どんな靴を履こうが、どんな上着を着ようが自由なので、好きな服を着てオシャレを楽しむことができます。
季節に合わせたコーディネートをしている子もいましたが、私はオシャレとはほぼ無縁でした。
個性が出せる
学校によって多少違いがあるものの、制服は指定の服に、指定の靴、指定のカバンとほぼみんな同じ格好をしています。
その点、私服は自分の好きな格好ができるので個性が出ます。
私のように、特にオシャレに興味ない学生は「THE 無難」という服装をしています。
運動部は動きやすい格好をしているし、オシャレな子は髪型やメガネに服を合わせたりと、本当にオシャレです。
まあ、おかんコーディネート丸出しの子もたくさんいるが、それも母親の個性が出るというものです。
寒くない
スカートって寒くないですか?
私の時代はタイツとかそんなに流行ってなかったので制服は下半身が極寒でした。
私服ならズボン、いやパンツを履けるので寒くないです。
夏も下半身が汗でベタベタになることがありません。デブには優しいですね
学校に縛られない
制服だと、どこの学校の生徒が一発でバレますし、良くも悪くも、どこどこ高校の生徒という縛りが常にあります。
私服だと、帰りに寄り道しようがバイトしようが他の人にはバレないので、校則の許す限りはいろいろなことが出来ます。
私服高校のデメリット
メリットばかりではありません。デメリットもたくさんあります。
特にデメリットに感じたのは以下の5つ。
毎日のコーディネートに悩む
いや、本当に悩みます。
毎日「どれ着ていこう」「あれはあの子が同じようなもの持ってて被るし」と、いろいろ考えます。
自由っていいことばかりじゃないんです。すべて自分で判断して、自分で決めなければならないのってしんどい。
ある程度決まっていれば、それに従うだけなので人によっては楽だと感じます。
同じ服が着れない
毎日同じ服を着ていくと、「たぐち、また同じ服着てるよウケる〜」とか思われるかもしれないので、最低でも月曜から金曜は別の服を着ていく必要があります。
もちろん上着は1枚でも問題ないです。
またズボン、いやパンツは3枚ほどで良いかと思います。
制服という楽しみがない
制服もファッションとして楽しみがあります。
なんせ制服目当てで学校を決めてしまう子もいるぐらいですから。
「麻依の学校の制服かわいいよね〜羨ましい」
「そういえば、たぐちはなんで制服着ないの?」
こんな会話になるし、プリクラとかみんな制服なのに一人私服で撮るという状況が結構ありました。
まあ、標準服を着ればいいんですけどね。
〇〇高校の生徒だという自覚がない、少ない
制服を着ると、その学校の生徒だと周りから見られるし、自分でも必ず意識します。
でも、私服の場合はそういう意識はあまりありません。
今でこそ、母校愛的なものが生まれてきましたが、当時はその学校の生徒という感覚が薄かったし、学校への愛や誇りもあまりなかったです。
制服マジックが使えない
制服を着ているだけで、たいして可愛くない子でも可愛く見えてしまう制服マジックというものがあります。
私服の場合はこのマジックが効かないので、文化祭で男漁りをしたいJKは注意しましょう
最後に
私服は私服で結構、デメリットもあります。
制服着ていると女子高生って感じがしますが、私服だとそういうのもまったく感じないですからね。
なんで、いきなり昔話をしたかと言うとですね。
先日、スマホを見ていたら「女子高生の制服がメルカリで高額で売買されている」というニュースを発見しました。なんで高値で売買されているのかは、お察しだと思います。
Twitterでその話題に触れ、「私のJK時代の制服も高額で売れるかな」と冗談でつぶやきました。
でも、よくよく考えたら、うちの高校は私服で登校するスタイルの学校で、制服なんてないじゃないかと気づきました。(もっと早くに気付くべきだった)
そこで、この記事を書いたというワケです。
言えることは、制服でも私服でも高校時代は貴重で二度と戻ってこないということ!
現役は今を全力で楽しんでほしい。