こんにちは。たぐちです
iPhoneで使われている高音質な圧縮音源、AACに対応したコスパ重視の完全ワイヤレスイヤホン、SoundPEATS TrueFree+のレビュー。
簡単にまとめると
- 価格が手頃な完全ワイヤレスイヤホン
- 小さくて軽い
- iPhoneで最適なAAC対応
低価格帯ながら音質も悪くなく、AACにも対応した完全ワイヤレスイヤホンです。
- コスパも機能性も良いSoundPEATS TrueFree+
- TrueFree+の外観をなどをチェック
- SoundPEATS TrueFree+の使い方
- SoundPEATS TrueFree+を使ってみた感想
- SoundPEATS TrueFree+のレビューまとめ
コスパも機能性も良いSoundPEATS TrueFree+
- コスパが良い
- 小さく軽い
- AAC対応
- Bluetooth5.0対応
- 再生時間が短い
- ペアリングがわかりづらい
特徴とスペック
出典:SoundPEATS公式ホームページ
- Bluetooth :5.0
- Bluetoothプロファイル:AVRCP_V1.6/HFP_V1.7/HSP_V1.2/A2DP_V1.3
- チップセット:Realtek 8763BFR
- コーデック:AAC(IOSだけ対応) 、SBC
- 再生持続時間:3-4時間
- 充電ケースのイヤホン充電可能回数:9-10 回
- 充電時間 :約1.5時間
- 通信距離:最大約10メートル
- 防水等級:IPX4
- 質量:約4.7g
機能・性能は前モデルのTrueFreeを受け継ぎ、見た目のチープさを改善したのがSoundPEATS TrueFree+。
低価格帯ながらBluetooth5.0、コーデックはAACに対応している。
音質も悪くなく、コスパはとても良い。
完全ワイヤレスイヤホンがほしいけど、1万円以上のものには手が出せないと言う人には打ってつけです。
TrueFree+の外観をなどをチェック
いつものパッケージから一新。青の割合が多くなりました。
Q35Proのパッケージと比べるとこんな感じ。
以前のパッケージは写真付きでわかりやすかった。まあサウンドピーツの商品は店頭で買うことってないのでそんな影響ないですが。
SoundPEATS TrueFree+の付属品
付属品は以下の5点。
- SoundPEATSTrueFree+ワイヤレスイヤホン
- 充電ケース
- microUSBケーブル
- イヤーピース(S/M/L/LL)
- 取扱説明書
サウンドピーツのイヤホンは付属のイヤーピースのサイズが豊富。
ケースの外観
ケースの見た目もカッコイイとまではいかないけど、無難で問題なく外で使えるレベル。
AirPodsみたいに自立しないタイプではなく、しっかり自立してくれるタイプです。電車や机に置けるのはいいですよね。
開くとこんな感じ。
フタが透けているのはイヤホンのLEDがフタを閉じた状態でも把握できるため。
端子はmicroUSBです。
イヤホンでいまだに USB-Cが使われていないのはコストのためか大きさのためか。
表側の側面にはLEDインジケーターがあります。
ケースを充電すると光る仕組み。
イヤホンの外観
軽くて小さいのは素晴らしい。けど失くさないか不安。
スポーツタイプではなく普通のカナル式です。ちょっとやそっとでは落ちませんが、フックを耳に引っかかるようにはなっていないので、飛び跳ねたりすると落ちる可能性もあります。
デザインはシンプル。無難と言った感じ。
冒険してないですが私は好きです。
LEDインジケーターで充電状況がわかる
ケースの蓋を閉じていてもイヤホン本体の充電状況がLEDで見える仕組みになっています。ちょっとしたことですが、こういうところがポイント高い。
ケース自体の充電状況も側面のLEDでわかります。
前モデルTrueFreeよりチープさがなくなった
以前のモデルはケースのフタがなくとてもチープでした。
如何にもコスト削減した安物という感じだったんですが、TrueFree+はこの点が大幅に改善されています。
しっかりとフタも付いて、見た目も悪くない。
イヤホンは約5gの軽さ
イヤホン本体の重さは約5g。
このスケールは1g単位なんで公式の4.7gには嘘はないですね。
ケース込みの重さは51gとかなり軽い。
実際持ってみても「かるっ!」と思ったほど。
重さに関しては全く気にしなくてもいいイヤホンですね。
SoundPEATS TrueFree+の使い方
基本操作は以下の通り。
- 電源オン:ケースからイヤホンを取り出す
- 電源オフ:ケースにイヤホンを入れる
- 再生/一時停止:マルチファンクションボタンを1回押す
- 曲送り:Lのマルチファンクションボタンを2回押す
- 曲戻し:Rのマルチファンクションボタンを2回押す
- 電話を受ける:マルチファンクションボタンを1回押す
- 電話を切る:通話中にマルチファンクションボタンを1回押す
ペアリングのやり方、解除の仕方
ちょっとややこしいのが、このペアリング方法。
最初だけペアリングしてしまえば、あとはケースから取り出すだけで自動でペアリングしてくれるんですが、この初回設定で躓きやすい。
ステレオモード(両耳モード)の手順
- 左右のイヤホンを同時に充電ケースから取り出す。
- 左耳イヤホンのLEDインジケーターが白色に点灯、その後右耳イヤホンが赤白交互に点灯する。
- スマホなど再生機のBluetooth接続画面の接続リストから、「SoundPEAT TrueFree+」を選択する。
- Connectedと音声が流れれば完了。
モノモード(片耳モード)の手順
- 左右どちらかのイヤホンをケースから取り出す。
- 自動的にLEDインジケーターが白色→赤白点滅になる。
- スマホなど再生機のBluetooth画面から「SoundPEATS TrueFree+ L(もしくはR)」を選択する。
- Connectedと音声が流れれば完了。
リセットの手順
まずデバイスにペアリングできない場合のリセット方法。
- スマホなど再生機側の接続リストを削除。
- ケースからイヤホンを取り出し、電源オフの状態で10秒マルチファンクションボタンを押す
- インジケーターが赤白に点滅すればリセットOK
次がよくある両耳モードにならない場合のリセット方法。
- スマホなど再生機側の接続リストを削除。
- ケースからイヤホンを取り出し、電源オフの状態で20秒マルチファンクションボタンを押す(2度点滅するまで押し続ける)
- インジケーターが赤白に点滅すればリセットOK
SoundPEATS TrueFree+を使ってみた感想
価格帯のわりに音質がいい
思ったより音も良かった。クセがなくよくまとまった音。
ボリュームも大きめです。
iPhoneに最適化されたAAC対応なので、音の劣化は少ない。もちろんAACで圧縮されていることが前提ですが。
ただ無音状態だとホワイトノイズがちょっと目立つのと、ボリュームは気持ち抑えてくれても良かったですね。ボリュームは小さ過ぎるのも鬱陶しいのでバランスがむずかしい。
イヤホンがめちゃくちゃ小さい
手のひらサイズです。めちゃくちゃ小さい。
耳に入ってても他の人に気付かれないレベルで小さいです。
これぐらい小さいとポケットの中に突っ込めるので便利。
iPhone向けのAAC対応、ただしAndroid向けのapt-Xには非対応
コーデックはiPhoneやiPadで使われているAACに対応。
これで高音質で再生することが可能です。
Bluetoothイヤホンはイヤホンそのものの性能と同じぐらい対応コーデックが重要。
SBCとの違いは大きいのでiPhoneユーザーならAAC対応イヤホンをおすすめします。
逆にAndroidユーザーにはメリットはあまりありません。
Androidでよく使われている高音質なコーデックのapt-Xは非対応だからです。
両方対応してくれたらいうことなしでした。
Bluetooth5.0対応
電波到達距離などの違いがありますが、体感でBluetooth4.2と5.0は正直違わない。
ただBluetoothは下位互換があるので新しいバージョンの5.0にこしたことはない。
値段同じでPS4にPS3の互換性があればデメリットにならないのと同じです。
思ったより少ない遅延
遅延検証に使ったゲームはガルパ。音ゲーは遅延がわかりやすいので検証しやすい。
完全ワイヤレスイヤホンなので期待はしていませんでしたが、コーデックのおかげか音ゲーも慣れればプレイできるぐらい遅延は気になりませんでした。
動画なら違和感ないレベルです。ただSBCだとキツイ。
初回ペアリングの設定がわかりづらい
左右独立の片耳モードのせいでペアリング設定がわかりづらい。
初期設定さえしてしまえば、あとはケースから取り出すだけなので簡単なんですが、その初期設定がややこしいの。
商品のレビューにも両耳モードにしたいのに、片耳になるという声が目立ちます。
もう少しわかりやすい設定方法ならよかったなと感じました。
いっそのこと左右独立をなくして、簡単設定にした方がユーザーにとってはいいのかもしれませんね。
再生時間が短い
スペック上は3,4時間の再生時間ですが、実際は2時間ちょっとぐらいでした。
もう少し再生時間がほしいところですね。
ケースで充電できるので、通勤・通学なら問題なけど、長旅には使えないかな。
SoundPEATS TrueFree+のレビューまとめ
- 音質は思ったより良い
- 前モデルTrueFreeよりチープさがなくなった
- 小さく軽く使いやすい
- AAC、Bluetooth5.0対応
- ペアリング面がわかりづらい
- 再生時間が短い
- apt-X非対応
大きさ、コスパは文句なし。音質も値段の割には良くて電車で聴くには問題ないレベル。
コーデックはAAC対応と頑張っているが、Androidユーザーのためにもapt-Xにも対応してくれてたらな。
再生時間もあと一声という感じです。
ただこの価格なら仕方ないですね。必要最低限の機能はしっかり備わってますし、見た目も改善されて使いやすくなりました。
完全ワイヤレスイヤホンを試してみたいけど、いきなり高いのはハードルが高いという方に絶対おすすめです。