こんにちは。たぐちです
今回はiPhoneやiPadを高速充電できるPDを塔載したAnker PowerPort I PDをご紹介。
- とにかく速く充電したい
- たくさんの端末を同時充電したい
- できればお値段も控えめ
という方におすすめのUSB充電器。
今までの充電器とは格段に充電速度が違い、ガジェット好きも納得できるものでした。
- 最大30WPD対応、 5ポート搭載のAnker PowerPort I PD
- Anker PowerPort I PDの外観などをチェック
- Anker PowerPort Speed 5と比較
- Anker PowerPort I PDなら高速充電可能
- PowerPort I PDは5ポート搭載で多数のガジェットを充電可能
- Anker PowerPort I PDのまとめ
最大30WPD対応、 5ポート搭載のAnker PowerPort I PD
- PD(パワーデリバリー)搭載で高速充電対応
- USB・5ポートと多塔載
- 価格が手ごろ
- 2色展開でデスクに合わせられる
- サイズが大きめ
- ノートPCの充電は非力
PD(Power Delivery)とは最大100W、従来の20倍の電力出力が可能な新しいUSBの規格です。
AppleならiPhone 8以降の製品にPDが対応しています。もちろん最近のiPadにも対応。
PDはUSB Type-C端子なのでいろんなスマートフォンやタブレット、PCに利用できます。汎用性が高いので、これから多くのPD対応製品が出てくるのが期待される。
特徴とスペック
- サイズ:約103x78x28 mm
- 重さ:約213g
- 入力:AC 100-240V
- 出力:【Power Delivery】5V/3A、9V/3A、15V/2A、20V/1.5A 【PowerIQ】5V/6A(各ポート最大2.4A)
- カラー:ホワイト、ブラック
PDは最大30Wとスマホ、タブレットには十分な出力。
それ以外にもすべてIQ搭載したUSB Type-A端子が4つあり、いろいろな端末が充電可能。
Anker PowerPort I PDの外観などをチェック
付属品
Anker PowerPort I PD の付属品は以下の6点。
- 本体
- 電源ケーブル
- 結束バンド
- 両面テープ
- 取扱説明書
- 18ヶ月間の保証書
机に取り付けるときに便利な両面テープや結束バンドが付属してるのがうれしい。
本体の外観
白を基調としたパッケージ。以前紹介したPowerWave 7.5そっくりです。
本体は結構大きい。
白なので画像ではわかりにくいですが、真ん中にAnkerのロゴが入ってます。
色はブラックもあるのでお好みで。私はApple製品と相性のいいホワイトにしました。
ケーブルに黒っぽいのが多ければブラックでもいいかな。
PDポート×1とIQ対応USB typeAポート×4の計5つを搭載。
- USB PD:最大30W、5V=3A / 9V=3A / 15V=2A / 20V=1.5A
- USB A:最大12W、5V=2.4A(IQ対応)
全部で5ポートあるので、身近なデバイスを充電するには十分すぎるほど。
PDだけが注目されがちですが、USB typeAも最大12Wなので付属の5W充電器よりは充電が速いです。
Anker独自規格のIQ対応でデバイスに最適化してますしね。
PowerPort I PDは本体にプラグ(コンセント)がついているタイプではなく、電源ケーブルと接続するタイプです。
本体とケーブルは外して使えるので使い勝手も良い。
もし付属のケーブルが長い・太いと感じたら別売りの細くて短いものを利用することが可能。
政府認定PSEマークもバッチリ
政府が認定した機関で検査したひし形のPSEマークが入っているので、安全性は折り紙付き。
ちなみに丸型のPSEマークは自社点検なので、信用度は少し落ちます。
サイズは大きい
iPhone Xと比べるとかなり大きいのがわかります。
持ち運ぶのにはちょっと大きいので卓上用ですね 。私も家で使ってます。
余裕で片手持ちできるサイズですが、やはり大きい。
もう少し小さければよかったんですが。
質量は238gと重め
iPhone XS MAXなど大きいスマホぐらいの重さがあります。
これにケーブルの重さを加えるので、持ち運びには向かないですね。
ただ旅行とかどうしても欲しい時は仕方ないかと思います。
コンセントはストレートでケーブル太め
プラグはストレートタイプ。
L型か、電源タップによくある変形するプラグ(名前わからない)ならもっと使い勝手がよかったかな。
まあ付属されていて結束バンドまで付いているので十分。
Anker PowerPort Speed 5と比較
同じAnkerのUSB充電器、PowerPort Speed 5と比較。
PowerPort I PDの方が一回り大きい。
前から見てもPowerPort I PDが大きい。
せっかくPDで小さくなったんだから、もう少し薄くできなかったのかな。
Anker PowerPort I PDなら高速充電可能
iPhoneでPD充電するにはLightning-USB-Cケーブルが必要
注意するべきなのが、iPhoneとPro以外のiPadはLightning端子のため、別売のLightning⇔USB Type-Cのケーブルが必要です。
Apple MFiが認証しているものはApple純正のLightning - USB-Cケーブルか、AnkerのPowerLine II USB-C&ライトニングケーブルの2つのみ。
できれば認証しているものをおすすめします。
iPad ProやMacBookはUSB-C端子なので付属のUSB-Cケーブルで充電できます。
PDを使えばiPhoneを2時間以内にフル充電できる
残量0%から100%のフル充電も2時間弱で可能。
普段よく充電するタイミングの2、30%からなら1時間30分ほどでフル充電できます。
iPhoneを1時間で約65%充電できる
充電器の特徴として
- バッテリー残量がゼロに近いほど高速で充電される
- 残量が多いと電圧が下がり充電が遅くなる
ただ普段バッテリーがゼロになることってほぼないですよね?
そこで日常で充電する目安の20%前後から充電しました。
ゼロからなら80%近く充電されたと思います。
10分で16%充電
最初の10分で16%回復。
やはり残量が少ないと充電が早いですね。
30分で44%充電
30分で44パーセント回復。途中スクショなどでいじってるので若干遅め。
公式だと30分で50パーセントってことだったんで、残量ゼロからなら50パーセントになったかも。
1時間で65%充電
1時間で64%回復。
この辺りから出力が抑えられるので、充電が穏やかになります。
PowerPort I PDは5ポート搭載で多数のガジェットを充電可能
全部のポートにつないだら充電できないと言うレビューがあったので、試しに全部充電してみましたが充電できました。
これだけの端末を一気に充電できるのは便利。
ちなみに接続したのは以下の5端末。65Wまで対応している充電器だから問題ない。
ただしノートPCを接続したら他のデバイスが充電できなくなる可能性はあります。
余談ですが実験用に写真を撮ろうと用意した台が狭いのと、ケーブルが長いので見た目が悪くなっちゃいましたが、普段は机の上だからもっとスマート。
ノートPCで使うのは非力
PDは最大30WなのでMacBookなどノートPCで利用するには非力です。
充電できないこともないですが、低速になるので付属の充電器を使う方が良いですね。
私が使っているDELLのXPS 13(45W以上推奨)でも利用可能でしたが、やはり充電は遅いです。
せめて RAVPowerのUSB-C急速充電器みたいに45Wぐらいにしてくれたらな。
ノートPCメインで使いたい方は最近発売されたPowerPort Atom PD 4の方がおすすめ。
ただ倍ほどお値段は跳ね上がっちゃいますが。
Anker PowerPort I PDのまとめ
- iPhoneなら1時間で約65%充電できる
- PD以外のUSB接続も十分充電は速い
- 65W対応、最大デバイス数を接続しても充電できる
- ノートPCの充電は実用的ではない
- サイズは大きいので家用
やはりPDは今までのUSBと比較すると段違いに充電が速いですね。
PDポート以外も12Wと高速充電ではないものの、実用には問題ない速度。
サイズはやや大きめですが、USBが5ポート搭載で充電器と電源ケーブルをつなぐタイプなのでデスクの上では取り回しがしやすい。
時代はUSB-CでPD対応の流れ。
iPhoneはいまだにLightningを使っていますがPDには対応していますし、iPad ProやMacBookはUSB-Cに統一しています。
次期iPhoneもUSB-Cになるかもしれないし、今のうちに準備しておきましょう。