こんにちは。たぐちです。
iPhone XSやXR、Galaxy、Pixel3などで使えるAnker PowerWave 7.5 Padのレビュー。
7.5W充電に対応して、iPhoneのフル充電を3時間ちょっとできちゃう優れもの。
私はワイヤレス充電をメインで使っているのですが、 いかんせん充電が遅い。
その点、このPowerWave 7.5は通常の有線レベルの充電速度。
ワイヤレス派にも有線派の人にもおすすめできるQi充電器です。
Anker PowerWave 7.5 Pad
- 充電が速い
- 見た目がカッコイイ
- 互換性が高くAndroidスマホも充電可能
- ファンの音がうるさい
- 種類が多くて違いがわかりづらい
iPhone XS/XS Max/XR / X / 8 / 8 Plus、AndroidならGoogle Pixel 3 / Pixel 3 XL / Galaxy S9 / S9+などで利用可能なワイヤレス充電器。
対応機種が多く、スマートフォンに応じた充電をしてくれます。
特徴とスペック
- サイズ:約110mmx110mmx18mm
- 重さ:約115g
- 入力:12V / 1.5A
- 出力:5W / 7.5W / 10W
- カラーバリエーション:ブラック、ホワイト
- 形状:フラット、スタンド
出典:Anker公式サイト
iPhoneの急速充電に対応した、Anker製ワイヤレスQi充電器。もちろんAndroidスマートフォンにも対応しています。
- フラット、スタンド
- ファンあり、ファンレス
- USB充電器セット、単体
とちょっと種類が多くてややこしいが、基本的に性能は同じ。
Amazonのタイムセールでもお馴染みです。
外観などをチェック
Ankerの外箱はクオリティがどんどん上がってる。
以前はもっと青の主張が強かったけど最近は白。その代わり中の箱は変わらず真っ青です。
思ったより大きい。質感はチープさがなく良い。
本体の色はブラックとホワイトがあります。私はAppleの公式っぽいホワイトを購入しました。
色は白というよりグレーに近いです。
裏面はファンの排気口がたくさん。底は滑り防止でゴム製になっています。
PowerWave7.5 はファンが付いていて熱を逃がしてくれる仕様になっています。
ワイヤレス充電はスマートフォンに熱がこもりがちなので、安全性は高い。
絵だけでわかるガイドブック
簡易ガイドブックは文字が読めない人でもわかりやすいものとなっています。
外国人だろうが子供だろう理解できる。
付属品
同梱品は以下の5点。
- 充電器本体
- Quick Charge3.0対応 USB電源アダプタ
- micro USBケーブル
- 取扱説明書
- クイックガイド
こちらはUSB電源アダプタとセットなので同梱されています。単体販売のものは入ってないので注意を。
充電はQC3.0対応アダプターで
Quick Charge非対応のアダプタだと充電できません。
iPhone自体はQuick Charge(QC)に対応していませんが、PowerWaveはQC3.0対応のアダプタで接続する必要があります。
セット売りの方ならアダプタも付属しているので、その点は安心です。
※単体販売されている方はQC非対応アダプタでも充電可能とこの辺がややこしい。なお、急速充電にはQC対応のアダプタは必要です。
表面がラバー加工されていてすべりにくい
表面はゴムやシリコンのように滑りにくい素材になっているので、スマホを置いても転がったりすることはない。
またキズが付きにくく素材とも言えます。
充電中はLEDでお知らせ
充電中は本体側面にあるLEDランプが青く光る。
- ブルーの点灯:充電中
- ブルーの点滅:異物(Qi非対応スマホなど)、QC3.0以外で使用
明るいところだとちょっとわかりにくいけど、しっかりとお知らせしてくれます。
Androidも充電できる
GalaxyやXperiaなどQi充電対応のAndroidスマホにも利用可能。
Google純製品より、かなり充電速度が遅くなるけどPixel 3も充電できる。
Air Podsもワイヤレス充電に対応したので、そちらも使える。
Anker PowerWave 7.5の対応機種
- 7.5W出力:iPhone XS / XS Max / XR / X / 8 / 8 Plus (iOS 11.2以降に対応)
- 10W出力:Xperia XZ2 / Samsung Galaxy S9 / S9+ / S8 / S8+ / S7 / S7 edge / S6 edge+ / Note 5 / LG G7 / G7+ / V30 / V30+
- 5W出力:Samsung S6 / S6 edge、Google Nexus 7 (2013) / 6 / 5 / 4、LG G2 / G3 / G6 Plus / Lucid 2 / Lucid 3 / Optimus F5 / Optimus G Pro / Optimus it L-05E / Spectrum / Vu 2 / Vu 3 / V30 / V30 Plus, Microsoft Lumia 950 / 950 Dual Sim / 950 XL / 950 XL Dual Sim
出典:Anker
PowerPort Qi 10 Padと比較
ひと言でいうなら
- PowerWave:大きい、厚い、ファンがうるさいけど充電は速くて見た目がいい
- PowerPort:小さい、安い、ファンレスで静かだけど充電はめっちゃ遅い
比べて見ると一目瞭然。全体的なサイズは二回りほどPowerWaveの方が大きい。
厚さも全く違う。ファン搭載ということもあり、PowerWaveはかなり厚い。
- PowerWave:18mm
- PowerPort:7mm
スペック上は1cmほどの違いですが、見た目はもっと違うように感じますね。
充電速度はPowerWaveが圧倒的に速い
大きさとファンの音では不利なPowerWaveですが、充電速度に関しては圧倒的に速いです。30分や1時間でも、かなりの電池を回復させてくれます。
PowerPortはなかなか充電してくれないので、寝るとき専用といった感じ。
使ったみた感想
見た目がカッコイイ
質感もよくてデスクに馴染みます。
特に白はAppleの純正品とマッチしていて、iPhoneとは相性バツグン。
充電が速い!フル充電まで約3時間
実験として29%から充電スタート。
1時間で約40%iPhoneを充電できる
30分で約20%回復。なかなか速い。
1時間で約40%充電。29%から68%になりました。
0からの100%のフル充電も約3時間ほどで可能。
付属の充電器と有線で充電したときと体感では変わらない感じですね。
ケースを付けていても充電できる
大半のケースはそのまま充電可能。
ただしバンカーリングなどのスマホリングやクレジットカード入りのケースなんかは使用不可能なので気を付けてください。
Qi非対応の機種は充電されない
試しにQi非対応のHUAWEI P20liteをPowerWave 7.5の上に置いてみました。
もちろん結果は異物を感知したのか充電されず。ファンも動きません。
写真だとわかりづらいですが、非対応のものを置くとLEDランプが点滅します。
ファンも動かないので物置にはできる。
ファンの音がうるさい
PowerWave 7.5最大の欠点はファンの音。
近くだとサーっというノートPCレベルの排熱音が結構します。静かな部屋だと正直うるさい。
ただテレビや音楽を付けていたり、距離があると気になりません。
このファンのおかげで充電器、スマホともに熱がこもらず安全性は高いとも言えます。熱はバッテリーに負担をかけるので、バッテリーの寿命を考えるとファン付きが安心。
充電が終わっても自動で止まらない
充電が完了しても止まりません。その間ファン回っているので自動で止まってくれればいいのになと使ってて思いました。
フル充電でも3時間ちょっとで終わっちゃうので、実際充電するのは2時間程度。
寝てる間だと十分すぎる充電時間になってしまうんですよね。
この辺りは有線でも同じことが言えるけど。
スタンド型か平置き型か迷う
Face IDと相性がよくて当たり判定のないスタンドタイプの方が人気ですが、私は平置き型とかフラットタイプと言われる方が好きです。
フラットタイプだと先日発売されたAir Podsも充電できますからね。
スタンドタイプがいいって人は別売りもあります。
単体売りのものは、なぜかファンレスになっている。そっちの方が静かでよさそう。
まとめ
- 充電速度は申し分ない
- 見た目もiPhoneに合ってて良い
- 充電ポイントの当たり判定も広い
- ファンの音が気になる
見た目のカッコよさと充電の速さは最高。有線派もこれなら使えるレベル。
ただ静かな場所だとファンの音が気になるし、正直枕元にあるとうるさい。
寝るときは有線かファンレスのもので充電、もしくはリビングなどで使うのが最適ですかね。充電が速いので、寝てる間はこれを使う必要もないし。
私はちょっと音が気になっちゃうので、後日単体のスタンドを購入してみようかと思ってます。平置きが黒限定で、もう販売してないのが残念だけど。