こんにちは。たぐちです
今年に入ってApple Watch、iPad mini5、Pixel 3aと立て続けにガジェットを購入。
今まではcheeroのPower Plus 3とAnkerのPowerCore Fusion 5000を利用していましたが、どちらもPDには非対応。急速充電対応のデバイスが増えてきたので、PD対応のモバイルバッテリーがほしくなってきました。
そこで購入したのが、今回紹介するAnker PowerCore 10000 PDです。
- PD(Power Delivery)急速充電に対応
- コンパクト、軽量
と、私の用途にピッタリ。
コンパクトながらPDでの急速充電対応、10000mAhとそこそこの容量と普段使いに最高のモバイルバッテリーです。
- コンパクトだけどPD対応のモバイルバッテリーがAnker PowerCore 10000 PD
- Anker PowerCore 10000 PDを使ってみた感想
- Anker PowerCore 10000 PDレビューのまとめ
コンパクトだけどPD対応のモバイルバッテリーがAnker PowerCore 10000 PD
今まではバッテリー容量が多いモバイルバッテリーを使っていたんですが、正直スマホを2,3回充電できたら十分なことに気付きました。
普段使いなら
- 持ち運びやすいサイズ
- 急速充電(高速充電)できるか
この2つが重要ですからね。大きくて持ち運びにジャマなモバイルバッテリーは不要。
PD対応のデバイスが増えてきているので、急速充電できるものは必須です。
特徴とスペック
- バッテリー容量:10000mAp
- サイズ:約114 x 52 x 25 mm
- 重量:約192g
- PD入力:5V=3A, 9V=2A, 15V=1.2A
- PD出力:5V=3A, 9V=2A, 15V=1.2A
- PowerIQ 出力:5V=2A 合計最大出力:28W
18W出力のPDでiPhone XSを30分で約50%充電することができる。
目安としてiPhone XSなら約3回、Galaxy S9約2.5回、iPad Pro 11インチに約1回フル充電可能。2ポート搭載で複数のデバイスを充電OKなのがうれしい。
Anker PowerCore 10000 PDの付属品
パッケージもコンパクト。
最初見たとき小さいなと感じました。
付属品は以下の5点。
- PowerCore 10000 PD本体
- ポーチ
- USB-Cケーブル
- 取扱説明書
- HAPPY?カード
ケーブルはUSB-Cが付属しているので充電やAndroidスマホ、iPad Pro11インチなら別途購入しなくてもOK。
iPhoneはLightning端子なので、別途Lightning⇔USB-Cケーブルが必要。
おすすめはApple純正のLightning - USB-Cケーブルか、AnkerのMFi認証ケーブル。
どちらのケーブルも充電速度は同じです。
Anker PowerCore 10000 PDの外観
すごく小さい。
細長い形状なのでカバンのポケットに入れやすい。
重さは197gとかなり軽量だけど、公式より若干重い。
iPhone XRが194gなのでほぼ同じ重さです。
端子はPD対応のUSB-C×1とUSB-A×1の計2つ。
PD非対応の端末を充電したいときも使える。
PSEマークもしっかり入ってます。
ただ政府認定のひし形じゃなくて、自主検査の丸型なのがちょっと残念。
まあ品質には問題ないですけど気持ちの問題。
側面にはLEDランプがあり充電中は青く光ります。
残量が減ってくるとランプが1つずつ減っていき、ゼロになると消える。
低電流モードは緑色に光る。
複数デバイス充電可能。低電流モードもある
PowerCore 10000 PDは最大24Wまで出力可能。
iPhoneとiPad miniぐらいなら2つ同時に充電できちゃいます。
ワイヤレスイヤホンなどあまり電力を必要としないものを適切に充電することができる、低電力モードも搭載しています。
サイドボタンを2度押しするとLEDが緑になり、低電力モードになる。
他のバッテリーと比較
同じAnkerのPowerCore Fusion 5000とサイズ比較。
PowerCore Fusion 5000は正方形でやや厚みがありますが、PowerCore 10000 PDは細長くコンパクトで薄い。
今までメインで使っていたモバイルバッテリーcheeroのPower Plus 3との比較。
Power Plus 3は容量が3000mApほど多くなってますが、重さが50gほど重い。
厚みは若干PowerCore 10000 PDの方がありますが、気になるほどではないです。
Anker PowerCore 10000 PDを使ってみた感想
iPhoneなら1時間で70%以上充電できる
今回もメインスマホであるiPhone Xを使って検証してみましたが、さすがPD対応だけあって充電はめちゃくちゃ速いです。
出先で一番充電する頻度が高いのはスマホ。モバイルバッテリーを使ってタブレットを充電する機会なんてほとんどないので、スマホさえ速ければ問題ない。
検証のためにツムツムをやりまくって11%までバッテリー残量を落としました。
10分で15%回復。
途中、写真を撮るために何回も画面を起動しちゃってこの数字です。
30分で約50%充電
30分で11%から57%まで充電できました。ほぼ公式の通り。
撮影のために途中でiPhoneをいじっていたので、いじらなければ50%いけたかな。
1時間で11%から85%と74%回復しました。
この辺からバッテリー保護のため出力電力が低くなってくるので検証終了。
フル充電も1時間30分あれば十分でしょう。
Google Pixel 3aも急速充電可能
先日購入したGoogle Pixel 3aも充電可能。ちゃんと急速充電と表示されています。
Pixel 3aは電池持ちが良いスマホとは言えないので、モバイルバッテリー必須。充電するのはめちゃくちゃ速いのでPD向け。
軽くてコンパクトなので女性のカバンにも入る
ご覧のようにiPhoneより一回り小さいサイズなので、どんなカバンにも入ります。
女性のカバンって比較的小さいものが多いですが、PowerCore 10000 PDなら大丈夫。
パスポートケースの中にも入る大きさ。
というか、小さいカバンを持ち合わせていない私はこれしかなかった。
モバイルバッテリーは10000mAhあれば十分
10000mApで大丈夫なのと思う人もいるかもしれませんが、普段使いなら10000mAhで十分すぎるほど。
よく考えてみてください。外出先で、充電するのなんて1日1回ぐらいです。
iPhone XSなら約3回、iPad Pro11インチでも約1回フル充電できるので困りません。
ノートPCじゃ物足りないという意見もありますが、そもそもMac BookのようなノートPCにモバイルバッテリーを使うのには力不足ですからね。
Apple Watchとの相性が最高に良い
コンパクトで軽量なPowerCore 10000 PDはApple Watchと相性がバツグン。
充電をし忘れてしまったときも、PD対応なので外出先でもすぐにApple Watchを充電することが可能。
このために私はUSB-Cの充電器を購入しました。ちょっとお高いのが欠点だけど。
本体への充電もPD推奨
普通のUSBだと充電時間が倍以上かかってしまいます。正直充電はめっちゃ遅い。
そのためにPowerCore 10000 PD本体の充電はPD対応の電源アダプタがおすすめ。
というのもPD充電じゃないと約9時間も充電時間がかかってしまうからです。
- PD対応USB使用時:約3.5時間
- それ以外のUSB使用時:約9時間
急速充電しようとしているのに本体の充電はまったく急速じゃないというのも皮肉。
電源アダプタは同じAnkerのPowerPort I PDや、窒化ガリウムを使った超コンパクトなPowerPort Atom PD 1がおすすめです。
価格が高め
PowerCore 10000 PD | PowerCore 10000 Redux | cheero Power Plus 3(10050) | |
容量 | 10000mAp | 10050mAp | |
ポート数 | 2 | 1 | 2 |
重さ | 約192g | 約184g | 約192g |
実売価格(2019/5/5時点) | 4599円 | 2999円 | 2380円 |
同じAnkerのPowerCore 10000と比べると価格が2000円弱高い。他のサイズやバッテリー容量が似たもので比べても割高です。
どうしてもPDで急速充電(高速充電)したいという人以外は、5V2.4Aのモバイルバッテリーでもそこそこ充電は速いので必要性はあまりない。
少し遅くても充電できれば十分ならば、安い方がうれしい。
Anker PowerCore 10000 PDレビューのまとめ
現状、このサイズでPD対応のモバイルバッテリーは選択肢が少ないこともあって、PowerCore 10000 PDはベストな選択でした。
大容量ではありませんが、普段スマホを充電するには十分。
急速充電ができ、コンパクト・軽量なので普段使いにはピッタリです。
これで重かったカバンともおさらば。