こんにちは。たぐちです
あのAnkerから初の完全ワイヤレスイヤホンが先日発売されたのでレビュー。
- 小さくて軽い
- IPX5防水規格対応
- 最大24時間音楽再生可能
- コストパフォーマンスに優れている
かなり完成度が高くて期待以上でした。
Anker Zolo Liberty
Ankerが新しく「ZOLO」というオーディオブランドを立ち上げました。
その第一弾となるのが今回紹介する「Zolo Liberty」で、Anker初の完全ワイヤレスイヤホンとなります。
小ささ、再生時間の長さ、そして何より定価1万円以下のコストパーフォーマンスの良さに惹かれて購入しました。Air Pods最大のライバルになるんじゃないかと期待できるイヤホンです。
特徴
- 小さくて軽い
- 再生時間が長い
- 防水機能付き
- 安価でコスパに優れている
- イヤホン側で音量調節できない
- 遅延が目立つ
完全ワイヤレスイヤホンなのに定価1万円以下という価格。そして小さくて使い勝手の良いサイズ。
再生時間も長く、防水付きと機能面でも申し分ない。気になる音質もなかなか。
今後エントリーモデルの完全ワイヤレスイヤホンとして、かなり人気になりそう。
仕様
- Bluetoothバージョン:4.2
- 対応コーデック:AAC、SBC
- 連続再生時間:最大3.5時間(イヤホンのみ)、最大24時間(ケースあり)
- 防水規格:IPX5
開封の儀
今回は新しいオーディオブランド立ち上げということで、いつものAnkerパッケージと若干違いました。
あのシンプルなANKERパッケージとは違いますが、これはこれでカッコイイ。
パッケージだけ見ると2万円ぐらいしそうですが、実際は7999円で買いました。
裏側こんな感じ。シンプルで欲しい情報が載っているので好感が持てます。
開けると引き締まった肉体のお兄さんが登場。
この辺りのデザインはBOSEなど他社のイヤホンと似ていますね。
今までのAnkerみたいに人物とかなしのシンプルな方が好きかな。
同梱品
付属品は以下の7点。毎度おなじみの「Happy?」カードもしっかりあります。
- イヤホン本体
- 充電ケース
- イヤーピース(S/M/L)
- イヤーフック(S/M/L)
- micro-USBケーブル
- 取扱説明書
- happy?冊子
エントリーモデルのイヤホンですが付属品はなかなか充実しています。
クイックスターガイドは英語と日本語のみで、中国語やスペイン語では記載されていません。
外観
小っちゃい!親指の先ぐらいしかないです。しかも軽いのでこれは疲れにくそう。
ボタン左右のZoloと書かれた表面にあり、軽い押し心地。
ペットボトルキャップと比べても小さいのがわかります。
これだけ小さいとどっかに失くさないか心配になります。
ケースも軽くて小さい。側面には充電用の差込口が付いています。
若干チープな印象ですが、この価格にしては上出来な充電ケース。
イヤホンの収納もしやすいし、取り出すのも楽です。
ケースはマグネット式でボタンなどはありません。簡単に開け閉めできるのが良いですね。
BoseのSoundSport Free wirelessと比較
大きさはBOSEの半分ぐらいです。
耳にかけても、手に持ってもZoloが軽いとわかります。
ケースも全体ではZolo方が小さいですが、厚みはBOSEよりあります。
開けた感じや質感などはBOSEに比べると少し安っぽいかな。
音質など使ってみた感想
大きな欠点はなく、上手くまとまった完全ワイヤレスイヤホン。全体的に平均点が高いです。
- 音質も悪くなく、再生時間も長い
- 軽くて使い勝手も良い
- 耳にフィットして長時間使用しても疲れない
- 防水なので雨の日でも心配いらない
- イヤホン側で音量変更できない
- ボタンが少し押しづらい
- 遅延が目立つ
安さだけに目が行きがちですが、それ以外の面も優れているイヤホン。
小さくて軽いし、耳への装着感も良いので疲れません。
安物イヤホンの欠点である、長時間再生もできて機能面でも言うことないけど、イヤホン単独でボリュームを変更できないのは残念な部分でした。
遅延に関しては他の完全ワイヤレスイヤホンもひどいので、ここは仕方ないところですね。
音質はなかなか良い
高音質とは言えないですが悪くない音質。
クリアでノイズもほとんどないですが、音が少し軽いかなと感じました。
特にBOSEと比べると、やはり厚みが違うのがわかります。
まあ値段が3倍近く違うので、値段を考えるとZoloも音が良いと言えます。
再生時間も長い
完全ワイヤレスイヤホンの欠点は連続再生時間が短いこと。
Zolo Libertyはこの価格帯ながらイヤホンだけで連続再生時間3.5時間と悪くない。充電ケースがあれば最大24時間連続再生できるので、再生時間の欠点をかなりカバーしてきています。
軽いし耳にもフィットする
個人的に一番気に入ってるのは装着感。
本当に小さくて軽いので長時間使用してても耳が痛くなりません。耳にもしっかりとフィットするので、運動しても外れたりしません。
小さいイヤホンはどうしても耳から外れやすいんですが、こちらは外れたことがありません。
イヤホン側で音量調節できないのが残念
物理ボタンを使ってボリューム調節できる方法がありません。
音量を調節したい場合は
- スマートフォンなどの再生機で音量変更する
- Siriなどの音声アシスタントを使う
この2点のみです。物理ボタンで音量変更できたら文句なかったんですが、かなり残念なポイントでした。
普段使いならそこまで気になりませんが、スポーツをしながら使うとなると重要。
また接続時に最大ボリュームになるという現象が報告されていますが、私の環境ではそう言ったことは起こりませんでした。
もしかしたら再生する端末によっては起こる可能性のかもしれませんね。引き続き調査してみます。
使い方
Zoloの操作方法は他のイヤホンと少し異なります。
- 再生/一時停止:どちらかのタッチパッドを押す
- 音声アシスタント呼び出し:タッチパッドを2回押す
- 曲送り:右イヤホンボタン長押し
- 曲戻し:左イヤホンボタン長押し
タッチパッドと呼ばれるボタンは左右イヤホンに付いている2つのみで、ボリューム調整は再生機か音声アシスタントのみで可能となっています。
ケースからイヤホンを外した時点で電源オンになり、ペアリングは再生機で接続するとできるので、この辺りは初心者に扱いやすいですね。
まとめ
Zolo Libertyのレビューをまとめると
- エントリーモデルの完全ワイヤレスイヤホンでは定番になりそう
- 小さくて見た目も良い
- この機能でこの価格はかなりコスパが良い
- 欠点が少なく、平均点が高い
- イヤホン側で音量を変更できない点だけが少し不便
イヤホン側で音量が変更できない点以外、目立った欠点もなく良くできたイヤホン。
Air Podsの見た目や外れやすさがネックだった人にはピッタリじゃないでしょうか?
価格も買いやすいし機能面も申し分ないので、スマホで気軽に使うのにおすすめできるイヤホンです。
1月には連続再生時間が48時間になり、周囲の音が調節できる機能が追加されたプレミアムモデル「Liberty+」も発売予定。そちらもLiberty同様に楽しみ。