こんにちは。たぐちです
今回紹介するオンキヨー・GX-D90は、光デジタル端子搭載で外部機器との相性がいいスピーカーです。
特に下記のようなものを求めている方におすすめ。
- テレビ用のスピーカーとして使いたい
- 光・同軸デジタル端子を使いたい
- PCモニターとPCスピーカーでPS4などの家庭用ゲームがしたい
- アンプ内蔵で音が良いものがいい
発売されてから15年以上経っているスピーカーですが、万能で使いやすいものです。
ONKYO・GX-D90
- 光・同軸デジタル端子搭載
- 低音もよく出て音質も良い
- 価格、音、機能などのバランスがとても良い
- 大きくて重い
- ここ数年値上がり傾向
PCモニターでゲームをすることが多く、光デジタル端子付きのPCスピーカーが欲しくてこちらを購入しました。PCスピーカーで光デジタル端子が付いているものは少なく、選択肢はONKYOさんのものか、アンプ+スピーカーで絞られます。
GX-100HDやGX-500HDと迷いましたが、価格・サイズ・音質のバランスが良いGX-D90を選択。
おもなスペック
- 型式:アンプ内蔵アクティブスピーカー(パワードスピーカー)
- 入力インピーダンス:47kΩ以上
- 最大出力:15W+15W(4Ω)
- 再生周波数範囲:48Hz~90kHz
- クロスオーバー周波数:10kHz
- ウーファー:9cm OMF コーン型
- ツィーター:2cm バランスドーム型
- 入出力端子:デジタル入力×2(光/同軸切替)、アナログ入力×1(ステレオRCA)、サブウーファー出力×1(モノラルRCA)、ヘッドフォン出力端子×1(φ3.5mm/ステレオ)
- デジタルINサンプリング周波数:32、44.1、48、96kHz/24bit
- 電源:100V(50/60Hz)
- 消費電力:34W(電気用品安全法技術基準)
- 最大外形寸法:Rch/W123×H229×D195mm、Lch/W123×H229×D178mm
- 質量:Rch/3.2kg、Lch/1.7kg
- カラー:ブラック、木目
参考:ONKYO
セールスポイントはやはり光デジタルなど出力端子が多いところ。
実際に商品のスペックを見てもらえればわかりますが、あまり欠点がないんですよね。ウーファー出力にも対応しているし万能型のスピーカーです。
発売から15年以上経っても後継機を作らないということは、それだけ完成度が高い商品だからです。
いくらオーディオでもPCと付くものの中で、これだけロングセラーなのは凄い。
開封
お待ちかねの開封の議。
Amazonで購入したのですが、そのままの箱で届きました。パッケージの上に外箱がある場合と、そのまま送ってくる場合があるけど違いは何なのか謎。
今まで使っていたCreativeのスピーカーは外箱に入れていたんですけどね。基準は大きさかな?
まあゴミが少なくてこっちの方が助かるんですが。
パッケージ
外箱には持ちやすい取っ手などはついていません。5kgぐらいなので女性でも運べますが、実店舗で購入する場合は持ち運びやすい取っ手をつけてくれていると嬉しい。
圧倒的なクオリティみたいです。期待できますね。
開けるといきなりお目見え。結構大きそう。
付属品
付属品は以下の6点。PCにつなぐだけなら付属品で事足ります。
- スピーカー本体(R/L)
- スピーカーケーブル
- アナログオーディオケーブル
- コルクスペーサー
- 取扱説明書
- 保証書
ご覧のようにデジタルオーディオケーブルは入ってないので、別途購入が必要です。
アナログケーブルなら多少の違いはわかりますが、光デジタルケーブルはAmazonの安いケーブルで十分です。長さも選べるし、壊れたらまた新しいの買えばいいだけですからね。
私も今回はAmazonベーシックのケーブルで接続。デジタル系はケーブルにこだわらない。
外観
結構大きくてズッシリしています。PCスピーカーとしては大型ですね。
色はブラックを選びましたが、外側は木で出来ています。やはりオーディオは木製だわ。
カバー(サランネット)を外した状態。
見た目はこっちの方がカッコイイけど、どっかにぶつけそうなので付けておきます。
背面はこんな感じ。
右スピーカーにアンプや各端子、電源スイッチなどがあります。
左スピーカーはスピーカーコード端子のみです。プラグ式のものじゃなくてコードを挟むタイプになっているので、わからない人には抵抗があるかもしれませんね。
オンキヨーさんは私が持っているもの全てがこのタイプ。もうちょっと初心者向きしてほしい。
光と同軸デジタル端子はスイッチで切り替えるようになっています。
アナログ端子は二股のもの。サブウーファー端子も搭載されているので、低音が不満な人は別途ウーファーを購入して低音を強化することも可能です。
左からイヤホンジャック、デジタル/アナログ切替、BASS調節、TREBLE調節、ボリュームツマミとなっています。
電源のオン/オフはボリュームツマミを回すことで出来ます。
デスクに設置
いい感じ。Creativeのスピーカーよりかなり大きくなりました。
GX-D90でも今使っているデスクだとギリギリなので、GX-500HDにしなくて正解だったかもしれません。最初はパッシブスピーカーにAVアンプも考えたんですが、スペースを考えると厳しそうですね。
ベッドを購入したら、もう一回り広い机も欲しいな。
感想
音質なども含めてGX-D90の感想をちょこっと。
全体的にかなりまとまっているPCスピーカーなんで、特に言うことないんですけどね。
良いところ
- 音質が良い
- 値段もそんなに高くない
- 光デジタル、同軸デジタル端子搭載
- サブウーファー端子も付いていて拡張性が高い
- ACアダプタがなく、電源コンセントが小さい
音質は低音もそこそこ出ていて悪くありません。PCスピーカーなら満足な音質。
さすがにテレビにつないでいるZENSOR1と比べると物足りないですが、今まで使っていたCreativeのT20より良い音を鳴らしてくれます。
このスピーカーのもっとも良いところは拡張性が高いところ。
光デジタル端子でPS4に接続しゲームをしたり、音がイマイチな液晶テレビにも簡単に接続できます。
あと地味にACアダプタがなく、電源コンセントが小さいのがいいですね。その代わり本体に電源を入れているので本体が重くなっちゃいましたが。
気になったところ
- 大きい、重い
- 数年前から価格が高騰している
- ツマミ部分が調整しにくい
最大の欠点は大きさでしょうか。
音の性質上、スピーカーというのは大きい方が高音質な傾向になるのは間違いないですが、PCスピーカーとしてはやはりもう少し小さい方が扱いやすいかなと思います。
価格に関しては為替の影響などもあり、ここ数年高騰しています。
私が購入した時は18000円ほどでしたが、数年前は14000円ほどで購入できました。この製品に限らず価格の高騰は、スピーカー全体に言えることなので仕方ないですね。
振動対策は必要
振動に関してはこのスピーカー以外でも仕方ないこと。ただPCスピーカーということでデスクに設置する機会が多く、普通のスピーカーより振動が気になります。
一応コルクスペーサーが付属していますが、簡易的なものなので振動はしっかり防げません。
音と言うのは振動ですので、デスクが振動しちゃうと多少聞こえ方が違ってきます。
混じりけのないクリアな音が聞きたい、振動が気になるという方は下記のようなインシュレーターを使ったり、10円玉の上にスピーカーを置くことをおすすめします。
まとめ
実は同じONKYOのPCスピーカーGX-100HD、GX-500HDとかなり迷いました。
GX-500HDに関しては
- 大き過ぎてデスクを占領する
- 価格が4万円超えで、GX-D90の倍以上
ただ音は文句なしに1番良かったので、PCを新調するときに購入したいなと考えています。
GX-100HDに関しては
- GX-D90と比べて音にそこまで差がない
- 価格が1万円以上違う
音の良し悪しは価格以上に違いはないですが、試聴した感じではGX-100HDの方が好みの音でした。私は低音より中高音域がキレイな方が好きなんで、GX-D90は低音寄りかなと感じました。
ただ1万円以上の価格差があるのと、今後GX-500HDを買う予定があったので安い方を選びました。
もっと安いGX-77Mという手もありましたが、なぜか高騰していたので。
他のONKYOスピーカーと比較してもGX-D90は価格、サイズ、音質のバランスがいいスピーカーです。
2万円前後で良い音鳴らしてくれるデジタル端子搭載のPCスピーカーなら、こちらが適しているんではないでしょうか。
テレビやPS4とつないでも高音質でゲームが楽しめるし、おすすめの商品です。