こんにちは。たぐちです
今回はファーウェイから発売されている、10.1インチ液晶タブレット「MediaPad T2 」のご紹介です。
実売価格2万円台前半と安価で、動画やちょっとしたゲームにも使えるコストパフォーマンスに優れたタブレットです。小さい子供や親御さんへのプレゼントにもピッタリ。
Huawei・MediaPad T2 10.0 Pro
私はAppleのiPadとASUSのZenPadを所有しているので、母の日のプレゼントとして購入しました。3Dゲームなど重いゲームをしない人には十分満足できる商品です。
安価なわりに、液晶もとてもキレイなので自分用にも欲しくなりました。
いや、本当にコストパフォーマンス最高なAndroidタブレットですね。
スペック
- 実売価格:2万円台前半
- OS: Android 5.1
- CPU : MSM8939 Octa-core 64-bit(1.2 GHz)
- メモリ: 2GB
- 記憶容量 :16GB
- ディスプレイ ::10.1インチ(1920 x 1200ドット) IPS液晶、アスペクト比16:10
- カメラ :メイン800万画素 イン200万画素
- Wi-Fi:IEEE802.11 a/b/g/n/ac 2.4&5GHz
- バッテリー:6660 mAh、最大連続再生約13時間
- サイズ:H259.1mm×D8.5mm×W156.4mm
- 質量:495g
- 外部端子:microSDカードスロット、microUSB、イヤホンジャック
- その他:Bluetooth4.1、GPS、スピーカー、マイク
- カラー:ブラック、ホワイト
参考:Huawei公式サイト
セールスポイントは何といってもコストパフォーマンスの良さ。
実売価格が2万円台前半とiPadやZenPadに比べてもかなり安いのにも関わらず、性能面ではなかなか。
Youtubeなどで動画を見たり、パズドラなどのソーシャルゲームを楽しむのには全く問題のないスペック。液晶もキレイなのでKindleなどで電子書籍を読むのにも向いている。
質量は公式では495gとなっているが、それほど重さを感じないので家中持ち運ぶのにも便利。
また、LTEモデルや7インチ、8インチモデルもあり選択肢も豊富。
開封とパッケージ
ブルーを基調としたキレイな外箱です。中華タブレットとは思えないほどの外箱
開けるとこんな感じで入っています。この辺の構造はiPadとまったく一緒。
本体の下には説明書などが入っています。Appleと同じですね。
ただ注意してほしいのは本体をビニールから出すとき、液晶に粘着面がつかないようにしてください。私は思いっきり引っ付いて画面をマイクロファイバークロスで拭き上げする羽目に。
付属品
付属品は以下の4点です。
- ACアダプタ
- micro-USBケーブル
- 本体とアダプタの保証書
- 説明書という名のクイックスターガイド
外観
反射しまくってますが、液晶はきれいです。ベゼルも結構薄いですね
裏面はこんな感じです。プラスチックのような樹脂で出来ているので、少々安っぽい。
まあ雑に扱えるし、傷がつきにくそうなのは良いですけど
電源を入れてみましたが、ディスプレイはキレイですね。余計なアプリが入っているのは気になりますが
カメラ部分はもちろん出っ張りなし。まあ私のiPadはAir2なので出目金じゃないけど
上下と側面
右側面下にはmicroSDカードスロットがあります。フタが軽くて若干安っぽいけど、出し入れは楽
右側面上には電源ボタンとボリュームボタンがあります。こちらも軽い
ちなみに左側面はなにもボタンはありません。
上側にはイヤホンジャックとスピーカーが付いています。
個人的にはイヤホンジャックは下に付いていた方が好きですね。特にタブレットは
あとカメラの位置と同じなのも気になる。
下側にはmicroUSBポートとスピーカー。
スピーカーが上下に付いているのは嬉しいですね。動画を横向きに有難みがわかります
MediaPad T2の良いところ、気になるところ
実際に使用してみて、メリット・デメリットをご紹介します。
2万円台前半と安価なタブレットなんで、それを考えればとっても良いタブレットです。この価格であまり期待するのも気の毒ですが一応。
良いところ
- 安い
- 画面が大きい
- microSDカードが128GBまで対応
- 雑に扱える
- 画面がキレイ
- スピーカーが上下2つ付いている
何といっても安いところが一番の魅力です。コストパフォーマンス最高。
この価格なのに画面が大きくキレイなのが驚き。映画やアニメを見ても発色が良く、しっかり映していたし遅延なども感じることはなかったです。
スピーカーも上下についているので、横向きに動画を見ても片方からしか音が流れないということはありません。この点はiPadAir2よりも良かったなと感じました。
あと安いので雑に扱えるのもいいですね。カバーも買いませんでした。
microSDカードも128GBまで対応しているし、拡張性も高いのがGood
気になるところ
- 見た目・作りが安っぽい
- 不要なソフトがたくさん入っていて、削除できない
- アスペクト比が16:10
- 重い3Dゲームなどは若干カクツク
事実安いので仕方ないんですけど、見た目が安っぽいのはやはり気になる。
特に各ボタンを押した感触が軽かったり、手に持ったときに安っぽさを感じます。
使う分にはまったく支障がないので問題ないんですけどね。
そしてこれはどこのメーカーでもそうなんですが、独自のUIだったりソフトがてんこ盛りです。一部はアンインストールできるんですけど、削除できないものもあるんですよね。
この辺はやはりGoogleから出した端末は最強だなと感じました。
あとはFPSなどの重いゲームは若干カクツキます。ツムツムとかパズドラなどの軽いゲームしかしない方なら全く問題ないです。
デメリットではないですが、アスペクト比が16:10なのも好みが分かれます。
最後に一部ネット上や、Amazonのレビューなどで言われていた「USBが抜き差ししにくい問題」ですが、私は感じませんでした。
ベンチマークテスト
Android端末を使っている人なら気になりそうなベンチマークテストやってみました。
使ったアプリはお馴染み「AnTuTu Benchmark」です。
このスコアが良いのか悪いのかいまいちよくわかりませんが、テスト中も3D映像で結構カクカクしていたので3D処理能力は高くないのかも。事実4桁ですしね。
あとメモリが2GBなんで、あまり重いアプリを何個も立ち上げると処理が遅いなと感じます。
ゲームには使えるのか
一応、みんながタブレットでプレイしそうなゲームを試してみました。
結論から言うと普段みんながスマホでやるような、ゲームはたいてい動きます。
PCから移植されたような、3Dゲームだと重いし若干カクカクする。
動作に問題ないゲームアプリ
- ツムツム
- パズドラ
- モンスト
- キャンディークラッシュ
- ハースストーン
- ポコパン
- FINALFANTASYタクティクス
- GLWG
- Plague Inc
まあ要するにカジュアルゲームは問題ないということです。
バリバリの3Dとかじゃない限りは大丈夫ですね。
FFやドラクエなども、PSやスーファミなどのリメイクなら動きました。
ただ手持ちになかったので検証プレイできなかったですが、FF4とかドラクエ8になると少し心配かも。
若干問題ありなゲーム
- デレステ
- CivRev2
- ePSXeなどのエミュレーターアプリ
デレステは基本的にはそんなに問題ないですが、たまに違和感あるかなと言った程度です。
CivRev2も問題ないけど、ゲームが進むとなぜか重いです。アプリ側の問題かもしれませんが。
あとエミュレーターアプリのePSXeは動きましたが、ソフトや設定によって出来ない場合もあります。
自分が持っているPSソフト全部試したわけじゃないので、この辺は自分でお試しを。
まとめ
Huawei MediaPad T2 10.0 Proがおすすめな人は以下の通り。
- 安い方が良い
- 見た目はそんなに気にしない
- OSはAndroidが良い
- 動画鑑賞や読書をメインで使う
- 3Dゲームをしない
コストパフォーマンスに優れたタブレットなのは間違いないです。
ゲームは簡単なものだけで、映画やYoutubeを見たり、読書がメインの方には打ってつけでしょう。思ったよりサイズも大きく感じないし、そこそこ軽いです。LTEモデルや7.0インチ、8.0インチもあるので選択肢も豊富。
もともと母の日にプレゼントするのに購入したものなので、母のようなゲームしない人には最適かなと思います。アニメとか見たい子供にも安いので、オススメ出来ますね。
後継機であるT3シリーズも発売されていますが、スペックはあまり変わらないし、画面サイズが小さくなった影響からか解像度もフルHDではなくなっています。
T3を買うならM3liteや、安くなったこちらのT2を買うことをおすすめします。