黒トイプードルのぶろぐ

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バレンタインデーにチョコを贈る習慣をなくしたい5つの理由

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こんにちは。たぐちです

あと1ヶ月でバレンタインデーとかいうイベントがやってきます。

恋人がいる人は楽しいと思います。というかプレゼント交換して楽しんでください。そういうキャッキャしている恋人同士を見るのはニヤニヤできるので好きです。

でもこのイベントというかチョコレートを贈るという習慣、迷惑だと思いませんか?

私は迷惑です。早くこの「チョコレート(義理チョコ)を贈ろう習慣」をなくしてほしいです。

 バレンタインデーにチョコを贈る習慣をなくしたい理由

恋人とか仲の良い人同士でやるのは結構です。ほほえましいと思います。

私が反対する理由は主に「義理チョコ」が要因です。「チョコレートを贈る習慣」というよりは「義理チョコを贈る習慣」をなくしたいが正解ですね。すみませんタイトル詐欺です。

1.半ば強制化されている「義理チョコ」

2月14日付近になると職場の女性陣がこぞってチョコレートを持ってきます。普段甘いものが嫌いで、会社から出たお菓子もいっさい食べない女性でも持ってきます。しかも結構な値段のチョコレートまで持ってきます。

ここで問題が出てきます。例えば職場に10人女性がいて、私以外の9人がチョコを持ってくるとします。持ってこなかった私の印象はどうなりますか?

もし私ひとりが持ってこなかったら「え?あの人持ってこなかったの?」となります。実際、私はバレンタインデーとかどうでも良かったというか、忘れていたので何年間はチョコを持って行ってなかったんですよ。

そしたら職場のおばちゃん二人がコソコソと「あの子だけなんでチョコレート持ってこないの?社員のくせに」と私に聞こえるように陰口を言われました。というか聞こえている時点で陰口じゃないけど。

男性陣は持ってこなくても気にしていないでしょうが、女の間ではこんなことが起こっているわけですよ。いやいや本当におばちゃん連中は怖いんです。

慌てて買いに行く人

私と同じようにバレンタインデーの存在を忘れていて、慌てて近くの「ゴディバ」まで買いに行く人もいました。

そこまでしてチョコレートって買わないと駄目なんですかね?

そもそも職場の人に贈る必要とかあるんでしょうか?チョコレート食べたければ食べたい人同士で贈りあったらいいと思うんです。というか、そんなにチョコレートが好きなら、うちの母親みたいに年中食べておけばいい。

2.義理チョコにも「お返し」

好きでもない職場のアラサーおばはんに義理チョコをもらっても、3月14日にはそこそこの値段のお返しが必要になります。これも半ば強制的に。

向こうから勝手にチョコレート贈ってきて、お返ししなくちゃいけないなんて、私が男だったら絶対迷惑だけどな。というか思ってる人も一定数いそうだ。

私は「お返し」なんていらないと思う。ただそれを期待している人もいるんですよ。上記で話したおばちゃん連中とかね。実際ホワイトデーに何も持ってこなかった男性にも「なんで持ってこないの?」と本人に聞こえる声で陰口を言ってましたから。

当然、その男性は翌日にしぶしぶマカロンを買ってきていました。

だいたい職場に渡すチョコレートって個別より「まとめて」という形が多い。だから男性陣の全員が持ってきたチョコレートを食べているとは限らないので「お返し」の半強制化もおかしな話です。

3.チョコレート嫌いには迷惑

私自身は嫌いなわけじゃないけど、そこまで好きなわけでもないです。旅行に行ったとき無性に「ミルカ」のチョコレートが食べたくなって食べてますけどね。

でも普段そんなにチョコレートって買わないし、買っても「ブラックサンダー」ぐらいなものです。1箱数千円のものとか板チョコなんか3年に1回ぐらいしか買わない。

チョコレートが嫌いというか、甘いものが嫌いな人って案外いますよね。女性でも結構みかけます。そんな人に贈るのってかわいそうじゃないですか?

4.モテる人はどうするの

ジャニーズとかプロ野球選手とかはダンボール何箱分とかもらってるけど、毎年「そのチョコレートどうやって処分するの?」と思っています。

誰かにあげるにしても何が入っているかわからないし全部食べ切れるわけもないですし。やはり廃棄にするんでしょうか?そう考えると無駄ですよね。

一般の人でも大量にもらってる人いるけど食べきれるんですか?この辺は少し疑問なので教えてほしい。たぶん有名なブロガーさんなら凄い量もらいそうだし。

5.もらえない人の気持ち

上とは逆で1個ももらえなかったら寂しくないですか?私が男だとちょっと寂しいかもしれません。まあかーちゃんと姉ちゃんだけとかも、それはそれで何とも言えない気持ちになるだろうけど。

そもそも、こんな習慣がなかったらチョコレートをもらえなくても何とも思わないのに、こんな習慣のせいで無駄に傷つく人を増やすんですよ。実際に傷ついているかはわからないですけど。

 

そもそもバレンタインデーとは

大雑把な起源

すごく大雑把に説明すると、大昔に恋愛の教祖化していた聖ウァレンティヌスとかいうおっさんが、殉教した2月14日を「愛の日」とか「愛する人と過ごす日」とかにしたのが始まりであって「チョコレートを贈る日」じゃないんですよ。

なんでチョコを贈る日になったのか

神戸の洋菓子店モロゾフが「新しいチョコレイトとかいう、ハイカラなお菓子作ったから何かいいキャッチコピーないかな」ということでモロゾフが2月14日に「チョコレート贈ろうぜ」的な広告を出し始めます。

本当に迷惑なことをしてくれた。もうモロゾフのプリンは買ってやらん!余った容器もコップの代わりにしてやらんからな!

そして伊勢丹や森永などが「なんやモロゾフはん、儲かってそうやな。うちのチョコレイトは冬は売れへんから便乗したろ」ということで他のお菓子メーカーも便乗して「2月14日のバレンタインデーはチョコレートを贈ろうぜキャンペーン」をし始めます。

極めつけはソニープラザで「日本のチョコレート文化はわしが育てた」と言い始めます。(正確には「うちが作った」です)

海外ではどうなのか?

スペイン人に話を聞いたところ、「恋人とか仲の良い子にプレゼントとかメッセージを贈る」と言っていました。ただ男性から女性がメインらしいです。

妹の元カレであるドイツ人にも聞いたところ、上と似たような感じで「恋人同士でプレゼントなどを交換するときもあるよ」程度らしいです。日本ほど盛り上がっていない様子。

メキシコ人は「バレンタインデーってなに?」状態な人もいました。

台湾人には聞いてないから知らないけど、日本文化の影響が強い台湾ならもしかしたら「チョコレートを贈る習慣」があるかもしれません。ああいうイベント好きそうだし。

 

まとめ

別にそういうイベントが好きな人同士で楽しむのはアリなんですよ。好きな人やお父さん、お兄ちゃんにチョコを作って渡したり、仲の良い女の子同士で食べ比べするのは良いと思います。というかそれなら私もやったことがあるし。

ただわけのわからん「義理チョコ」だか「職場チョコ」とかいう習慣をこっちに強制してくるなと言いたいんです。「ほっとけ」と言われればそうなんですけど、どうでも良いこと書くのもブログなんで。

そして気にするなっていう人もいるでしょうが、私こう見えて結構小心者なんですよ。ネットでは「トラ」になれるけど普段は「ミジンコ」なネット弁慶なんです。だからおばちゃん連中にああ言われると持っていくしかないんです。悲しいですけど。

というか「チョコを贈る習慣」じゃなくて「嫌味なおばちゃん」が悪いのでは?

そしてこの数日後に「オススメのチョコレート」という記事を書いているたぐちが見えます