こんにちは。たぐちです
あなたは普段どんなスピーカーを使っていますか?
液晶ディスプレイって映像は進化してキレイなのに、音はガッカリってことありますよね。
今回はモニター付属の音に納得いかない人も納得できるスピーカー、DALIのZENSOR1のご紹介です。
低価格帯ながら実力があり、オーディオファンからも支持されています。
DALI・ZENSOR1
ZENSOR1はデンマークのDALIというオーディオメーカーから発売されています。
ZENSORシリーズは今回紹介する1の他にも、ZENSOR PICO、3,5,7と作っています。ZENSOR1はその中でも初心者向けのブックシェルフスピーカーです。
2011年に発売されてから、そのコスパの良さですぐに人気になりました。
おもな仕様
- 周波数特性(+/-3dB)/53Hz~26.5kHz
- 入力感度(2.83V@1m)/86.5dB
- インピーダンス/6Ω
- 推奨アンプ出力/25~100W
- クロスオーバー/2.9kHz
- ユニット構成/中低音域 135mm コーン、高音域 25mm ソフトドーム
- 外形寸法(H×W×D)/274mm×162mm×228mm
- 質量/4.2kg
- 付属品:ラバーパッド
- カラー:ライトウォールナット、ブラックアッシュ、ホワイト
セールスポイントはコストパフォーマンスの良さ。
低価格帯ながらも音質が良く、その実力が評価されてか未だに人気が衰えない。
ブックシェルフスピーカーなので小型で取り回しが良く、PCと接続している人も多い。
現在のテレビ周り環境
42インチのREGZAにONKYOの安物スピーカーをつないでいます。
このスピーカーも小さいのになかなかの実力で気に入っていましたが、今日で隠居です。
ウーファーはこのまま流用します。
アンプもONKYOのもので、こちらも流用します。
BASE‐V50というセットになったものを、3年以上前に44000円ほどで購入。
エントリーモデルのシアターセットで、ネットでも評判が良いものです。HDMI入力も4基搭載していて、機能性も十分。
最近、新しいモデルのBASE-V60も出たので少し気になっています。
スピーカーはとても小さいので、今後リアに回して4.1chにでもしようかな
開封レビュー
小型と言ってもガチのスピーカーなので、外箱も結構大きい。
側面に保証書が貼られているので、誤って捨てないように注意してください。
上下に発泡スチロールがあるので破損の心配はいらない。
ただ結構重いので、ゆっくり上げないと落としたりする可能性が。
付属品
付属品は以下の3点。説明書は不親切なんで、まったく知識がない人は戸惑うかも。
- スピーカー本体(L/R)
- 取扱説明書
- 保証書
スピーカーケーブルやバナナプラグは付属されていないので注意。
安いものでも良いので、事前に購入しておいてください。
ちなみに私はONKYOのスピーカーに付いてきたものを流用しました。
外観
小型と言ってもやはりデカイ!そしてこの木目調が高級感あっていい感じ。
カバーを外してもカッコイイ。
裏面はシンプルです。壁掛け用のフックもあるので壁掛けも可能。
ZENSOR1はアンプが内蔵されていない、パッシブスピーカーなので電源も必要ありません。逆にアンプ内蔵のアクティブスピーカーは電源が必要。
バナナプラグ対応です。プラス(赤)とマイナス(黒)を間違えないよう注意。
先ほども言いましたが、スピーカーケーブルとバナナプラグは付属していないので事前に用意しておきましょう。
私も初めてバナナプラグ用に加工しましたが、案外簡単にできました。
スピーカーケーブルのみと違い、一度加工してしまえば抜き差しが楽になります。
BASE-V50と大きさ比べ
ONKYOのスピーカーと比べたらサイズの違いが一目瞭然。
感覚的に1.5倍ほど大きくなったかなと感じます。重さは倍以上ですね
設置完了
めっちゃデカい!でもカッコイイ
木目調なのでテレビ台とも合いますね。この色にして正解だったな。
構成は2.1chです。使っているものは以下の通り。
- フロントスピーカー:ZENSOR1
- ウーファー:BASE-V50付属(流用
- アンプ:NR-365(流用)
- スピーカーケーブル:オーディオテクニカのAT567S、バナナプラグは同社AT6302
- HDMIケーブル:AmazonベーシックのHDMIケーブル
感想
先ほども言いましたが、ZENSOR1はアンプが必要なパッシブスピーカーです。
利用するにはアンプが絶対に必要になるので、そこは注意。
ZENSOR1は控えめに言っても良い音出してくれます。クセが少ない私好みの音質です。
詳しい音質
少し通ぶって詳しく書くと
- 高中音域が良い
- 繊細で優しい聞きやすい音
- クセが少ないので聞く人を選ばない
- 低音は少し物足りない
- 優しい分パンチが弱いので、物足りない人もいるかも
低音が物足りない方はやはりウーファーをおすすめします。
私は以前から使っていたものを流用しましたが、やはりあると低音を補ってくれます。
良いところ
ZENSOR1の良いところは以下の5つ。
- 価格の割に音が良い
- 安い
- 見た目がカッコイイ
- バナナプラグ対応
- カラーが多い
ひと言でいうとコスパが良いスピーカーです。
実売価格3万円ほどで、この音はかなり実力が高いので人気があるのも納得。
見た目がオシャレで高級感があるので、他のインテリアにも合わせやすく部屋にも合わせやすい。またカラーが多いのも良いところ
悪いところ
気になったところは以下の4つ。
- 説明書が不親切
- スピーカーケーブルが付属されていない
- 思ったより大きくて重い
- 数年前まではもう1万円安かった
まず説明書が日本語対応しているとは言え、かなり簡易的。
オーディオに詳しい方なら問題ありませんが、まったく知らない方には不親切だと感じました。
またスピーカーケーブルも付属されていないため別に買う必要があります。加工も自分で行わなければならないので、初心者には少しハードルが高いかなと感じました。
サイズも思ったより大きかったですが、音と大きさって関係するのでここは仕方ないかと思います。
まとめ
ZENSOR1が向いている人は以下の通り。
- オーディオに興味がある
- コスパ優先
- スピーカーが欲しいがトールボーイスピーカーを置く場所がない
- アンプなどをすでに持っている
- TVやモニターの音を良くしたい
- 繊細でクセがない音が好み
低音が若干弱いものの高中音域は申し分ないですし、コスパも良いので初心者にもおすすめのスピーカーです。
音を聞いてもらえればオーディオファンたちに、ずっと人気があるのも納得するはず。
気になった方は是非、ご検討を!