こんにちは。たぐちです
先日、マイクロソフトの教育向けイベントで軽量版Windowsの「Windows 10 S」と共に、同OS搭載のPC「Surface Laptop」が発表されました。
見た目はMac Bookのようにスタイリッシュでとてもかっこいいデザインです。
お値段も$999と安く、学生を中心にMac Bookの良いライバルになるんじゃないかと期待されています。
- Surface Laptopとは?
- MacBookのライバルになれるか?
- 最大のライバルは「MacBook」じゃなく「ChromeBook」
- Windows10 Sはどうなのか
- 日本でも7月20日から発売
- まとめ
Surface Laptopとは?
先日行われたイベントにて発表になった、Microsoftの新しいノートPCです。
同じマイクロソフトの「Surface Pro」は2in1モデルでタブレットに近い形ですが、こちらの「Surface Laptop」は一体型の軽量ノートパソコンです。
その見た目からわかるように、Appleの「Mac Book」をかなり意識して作っていると思われます。また新しいOSである「Windows10 S」も発表されており、こちらはGoogleの「Chrome Book」的なポジションも狙っているのがうかがえます。
アメリカでの発売日は2017年の6月15日。予約はすでに開始されています。
日本国内での発売は2017年7月20日で、予約開始は6月15日に決定しました。
公式サイト:Surface Laptop – Performance Made Personal
(出典:Microsoft)
見た目がめっちゃカッコいいので期待できますね。Mac Bookは見た目が良いから持ち歩いてる学生さんも多いみたいだし、こちらが日本で発売されたら絶対に人気が出ると思います。一応WindowsOSだし、大学で使うならメリットが多いですしね。
スペックと価格
公式サイトからスペックはまとめてみました。詳しい構成などは公式サイトをみてください。
- 価格:$999から$2199(日本では12万6800円から)
- OS:Windows10 S(2017年内、Windows10 Proにアップデート可)
- 液晶:13.5インチ、2256 x 1504解像度ディスプレイ、アスペクト比3:2
- CPU:第7世代i5もしくはi7のIntel Kaby Lake搭載
- グラフィック:インテル® HD グラフィックス620、インテル® Iris™ Plus グラフィックス640
- メモリ:4GB/8GB/16GB
- SSD:128GB/256GB/512GB
- カメラ:720p HDカメラ、Windows Helloカメラ
- 無線LAN:Wi-Fi (8021.11 a/b/g/n/ac)
- Bluetooth:Bluetooth 4.0
- サイズ:308.02mm×223.2mm×14.47mm 質量:約1.25kg(2.76ポンド)
- バッテリー:最大14.5時間連続再生可能
- 出入力:USB3.0、MiniDisplayPort、イヤホンジャック、Surface Connect
- 色:ボルドー、プラチナ、ブルー、ゴールドの4色(モデルによってはプラチナのみ)
お値段は$999からと安いのに、スペックはかなり高スペック。液晶も13.5インチで解像度2256 x 1504と十分。グラフィックはオンボードだけど、今時のオンボは重いゲームでもしない限りはヌルヌル動きます。
重さも1.25kgなら液晶の大きさの割には軽いし、サイズも薄くて小さい。
バッテリーも最大約14時間と結構持ちは良さそうです。
嬉しいのは、クラムシェル型のノートPCでは珍しく本体の色がとても豊富なところ。これならMacBookのように若い女の子にもウケそうです。
残念なところがあるとしたら、拡張端子でしょうか。
USBはtype-Cではなく3.0を1基のみの搭載と、ちょっと物足りない。USB3.0を2つか、type-CとUSB3.0が各一つあれば言うことなかったんですがね。
Surface Proと同じ構成にしたんでしょうけど、使い勝手を考えると惜しい。
外観
(出典:Microsoft)
最近の学生は見た目でMacBookを選ぶらしいですが、このデザインならMacBookにも負けてないはず。というかMacBookのロゴを変えただけに見えないこともない。
(出典:Microsoft)
キーボード周りはもふもふした仕様になっています。手の衝撃が吸収されたり、肌触りは良さそうだけど夏は汗でベタベタになりそうな気がしないでもないです。
このもふもふした部分(アルカンターラ)は車のシートに使われている素材で、撥水性があります。
MacBookのライバルになれるか?
私は最大のライバルになると思います。
MacBookと対抗できる要素は
- 見た目がカッコいい
- カラーバリエーションも豊富で女子ウケしそう
- 高スペック
- 持ち歩きやすいサイズと重さ
- バッテリー駆動時間が長い
- 価格も手ごろ
グラフィックはオンボードですが、高スペックなのでMacBookと比べても負けていません。
しかも見た目がMacBookのようでカッコイイ。これならスタバでドヤれます。
カラーバリエーションも多いし、可愛いので女子にもウケそう。
私はMacBook並にヒットするんじゃないかと期待しています。
気になるところ
- 拡張端子が少ない
- 上位構成だと値段が高い
- OSがWindows10 S
先ほども述べましたが拡張端子が少ないのが残念です。
それにMacBookもそうですが、上位モデルだと値段が高いのが気になりますね。
OSも年内ならWindows10Proにアップデート可能ですが、10S自体の実力はあまり期待できません。
最大のライバルは「MacBook」じゃなく「ChromeBook」
Surface LaptopはWindows版MacBookと例えられたり、最大の対抗馬だと言われていますが、本当のライバルはChromeBookじゃないかと考えています。
- クラムシェル型ノートPC
- 改良型のOS
- 手頃な価格設定
いろいろと共通点が多いので、そちらも意識していると思われます。
Windows10 Sはどうなのか
凄くおおざっぱに言えば、簡易版Windows10です。
学生さんがよく使いそうなブラウザやメーラー、Office関連のソフトは問題なく動くでしょうし、マインクラフトが入っているとのことなのでゲームも対応していれば出来るはず。
Windows10 Proにもアップグレード可能だし、個人的にはそんなに悪くはないかなと言った印象。
アメリカでは年内までならWindows10Proにも無償でアップグレードできるし、バッテリー駆動時間が多少減ってもいいなら、互換性の高いWindows10にアップグレードするほうが良いかと思います。
日本でも7月20日から発売
日本では2017年7月20日に発売に発売されました。
- 価格は12万6800円からと少々割高
- 発売日は約1ヶ月遅れで案外早かった
- 年内Windows10 Proへの無償アップグレードあり
日本での価格は12万6800円からとアメリカに比べて割高ですが、レートを考えれば妥当と言えます。
心配されていた「おま国」にならなくて一安心。
発売日はアメリカから約1ヶ月遅れの7月20日で思ったより早かったですね。
冬に発売とか言われたら完全に売れないでしょうけど、1ヶ月違いなら許容範囲内。
一番気になっていたのがWindows10への無償アップグレードですが、日本国内でも年内ならアップグレード可能。これは「Windows10 S」に不安を抱いていた人には朗報。
これでOSが不満だった人も気兼ねなく購入することが出来ますね。
まとめ
- Surface LaptopはMacBookと十分対抗できる
- 日本での発売が7月と早く、価格も妥当
- 最大のライバルはMacBookじゃなくて、ChromeBook
Windowsなのでゲームにも適していそうだし、学生には打ってつけのPCでしょうね。
それにスタバでドヤれるデザインといい、スペックやサイズといい、ブロガーにも適していそうです。
ただここに来てSurfaceProも気になりだした