こんにちは。たぐちです
タイトルでわかると思いますが、私の父親はギャンブル好きです。
特にパチンコには毎日のように通い詰めるほどの男です。
自分の親のことを貶したり、汚い言葉を使ったりしたくないですが、事実なのでこう書きます。
というのも、父はパチンコで巨額の借金をしていました。本日はそのお話をさせていただきます。
父親とギャンブル
まずは私の父親について少しお話したいと思います。
- 趣味という趣味はない。強いて言えば「釣り」と「庭いじり」でしょうか
- お酒は弱いのでほとんど飲まず、たばこも1年に1回吸う程度
- 大手建設グループ会社に勤務。ブルーカラー。
- 祖父がそこそこ偉い兵隊さんだったらしく、山などを所有して実家が金持ち
- 次男で母とは10歳以上離れている。
- 基本的には真面目。パチンコ以外は定時で帰ってきていたので、浮気とかたぶんないと思う
そんな特に趣味もなく、定時退社の父が唯一熱中しているものはギャンブルでした。
競馬、競輪、競艇、そしてパチンコとだいたいのものはやります。私が小さいころ、「お馬さん見に行こうか」と言われ、週末には競馬場によく連れていかれました。
毎日のようにパチンコに通う
地方を除き、競馬は週末しか行われていません。
父は競馬などが行われていない平日を中心にパチンコに通っていました。
ブルーカラーなので夜勤ありの交代制です。夜勤が終われば、パチンコ屋さんがちょうど開店する時間になるので、開店と同時にパチンコをやっていました。
父がなかなか帰ってこないなと思う日は、だいたい近所のパチンコ屋さんにいたほどです。それぐらい父はパチンコに熱中していました。
祖父からお小遣い
なぜ高給取りでもない父が毎日パチンコに通えていたのか?
別に勝っているわけじゃありません。答えは祖父からお小遣いをもらっていたからです。
父は祖父や祖母と月に2,3回ほど出かけていました。そのときに数万円お小遣いをもらっていたそうです。
ちなみに持ち家も車も祖父がお金を出しています。
祖父が生きている間は、お小遣いをもらえていたので何とかなっていました。
しかし、その祖父も私が小学校6年生の時に亡くなってしまいます。
そこから色んな事が狂い始めます。
借金
祖父が亡くなってもギャンブルをやめようとしない父。
母も祖父が生きている間はそこまで生活に支障がなかったので、気にしていませんでした。
その間にも父は家族に隠れて消費者金融に借金をしながらギャンブルを続けていたのです。
生活費も渡さない父
祖父の死から数年後、消費者金融から家に電話が頻繁にかかってくるようになりました。
さすがに「おかしい」と感づいた母と私たちは父に「借金しているんじゃないか」と問いかけます。すると父は「借金なんて知らない」というばかりで本当のことを話してくれません。
また、この頃から生活費もまったく家に入れなくなり、母は昼と深夜の仕事を掛け持ちしてなんとか家計を支えていました。そんな母に目もくれず、父は相変わらずパチンコに通う日々。
この頃から父と母は家庭内離婚状態でした。
総額1000万円以上
ずっと「知らない」しか言わない父にしびれを切らした母は、父の実家に相談します。
そして、伯父夫婦や祖母を交えて話した結果、借金が1000万円以上あることが発覚します。
母は父と離婚したがっていましたが、世間体を気にする父の実家に引き止められて結局今も離婚はしていません。まあ、10年以上別居状態にあるので事実上の離婚ですけど。
学費も使い込んでいた
母は私と妹のために学資保険に入っていました。
その保険の他にもいくらか貯金をしていたみたいですが、父が勝手に全部パチンコで使ってしまいました。その為、私は奨学金を借りて高校に通うことになり、妹は私立高校には行けない状態となりました。大学進学も奨学金を借りたくないので、2人ともあきらめることに。
今の状況
借金の返済は父が早期退職して、退職金から返済。
3000万以上あったと言われている退職金も、またパチンコに使って今は残っていないと思われます。
母も父と顔を合わさないし、私や妹もほとんど会うことがありません。
勝手にしろという感じです。
もともと私はパパっ子だったので、そこまで父を恨んでいませんが、妹は二度と口をききたくないというほど嫌っています。
母も事務的なこと(支払いとか)しか父と話しません。離婚も諦めてしまった様子です。
最後に言っておきます。
ギャンブルは趣味程度にしておきましょう。
特にパチンコは平日でも開いてるし、至る所にあるので他のギャンブルよりハマりやすい気がします。
父のように借金して退職金までつぎ込むほど、価値があるものと私には思えません。
ちなみに私はというと父の影響でパチンコはしないですが、競馬に限定すると平日は地方、週末は中央でバリバリやってます。ギャンブル好きは遺伝するので気を付けてね!