こんにちは。たぐちです
今回はいまだに人気な格安スマホの代名詞「Huawei P9 LITE」のレビューです。
発売されて1年以上経つのに、今更買う価値があるのかも含めて見ていきます。
HUAWEI・P9 lite
- 圧倒的なコストパフォーマンスの良さ
- まったく安っぽさを感じさせない外観
- フィルムやケース付きで買ってその場で使える
- スペックも悪くないのでゲームも楽しめる
- 指紋認証付きでiPhone並に速い
- ジャイロセンサーがない
- BluetoothがatpX非対応
発売されてから1年以上経っているのに、サブスマホが欲しいのと安さに惹かれて今更購入。
前々から気になっていたので、その実力がどんなものなのか楽しみです。
ちなみにメインはiPhone6sを使っていて、Android端末はASUSタブレットを使用中です。その辺りと比べてアプリの使用感などもレビューしていきます。
おもなスペック
- OS:Android 6.0
- CPU:Huawei Kirin 650 オクタコア (4x2.0GHz + 4x1.7GHz)
- ディスプレイ:約 5.2inch FHD( 1920 x 1080ドット)IPS(in-cell)
- RAM:2GB
- ストレージ:ROM16GB、microSDスロット(最大128GB)
- SIM:Nano SIM×2(デュアルスタンバイ国内不可)
- 対応バンド:LTE(4G)1/3/5/7/8/19/28/40、W-CDMA(3G)1/5/6/8/19、4バンドGSN
- Wi-Fi:802.11b/g/n
- カメラ:メインカメラ:1300万画素(開口部F2.0/AF/BSI)x2 インカメラ:800万画素(開口部 F2.0/FF/BSI)
- バッテリー:3000mAh
- センサー:電子コンパス、加速度、近接、環境光、指紋認証
- その他:Bluetooth4.1対応、microUSB、ミニステレオジャック
- サイズ:H146.8mm×W72.6mm×D7.5mm
- 質量:約147g
- カラー:ゴールド、ブラック、ホワイト
参考:Amazon.com
セールスポイントは格安スマホの代名詞となったコストパフォーマンスの良さ。
そこそこのスペックを持ち合わせていながら、実売価格2万円前後と本当に格安。
SIM契約とのセット売りも豊富でどこでも手に入れやすいのも魅力的。
開封・パッケージ
毎度おなじみ開封タイムと行きましょうか。
やはり届いてから開封までのこの時間が一番わくわくしますね。
パッケージはiPhoneのような小さいものじゃなく、四角い大きなものです。
安いのにパッケージの見た目はなかなかカッコよくて、高そうに見えますね。
ただAppleやASUS製品のようにフタなどがすぽっと落ちなくて、開けるのに少し手間がかかりました。その辺の細かいところが惜しいのはMediaPadと変わらない。
開けたら本体がいきなりお目見え。どうせ捨てるとはいえフィルムも安っぽい。
上蓋を取ると付属品が入った箱が出てきます。これも見た目はいいけど、ちょっと取りづらかった。
同梱品
付属品は以下の7点。
- 本体(保護フィルム付き)
- ケース
- ACアダプタ
- microUSBケーブル
- イヤホン
- 取扱説明書
- 保証書
安いのに付属品もすべて揃っていて、かなり充実しています。
取扱説明書も日本語対応でスマホ初心者でも安心です。保証書もしっかりと付いています。
外観
嬉しいことに保護フィルムが貼られた状態で入っています。しかも気泡がまったくなしで貼られているので、どんだけ職人技なんだと感心してしまいました。
アンチグレアじゃないので反射の方は結構ありますね。
裏面はアルミ素材で安っぽい印象を受けません。ちなみにシールは簡単に剥がせますのでご安心を。
下部にスピーカーとUSBの差込口、上部にマイクとイヤホンジャック、左側にSIMトレイ、右側に電源ボタンとボリュームボタンという構成になっています。
不安だった液晶も思ったよりキレイ。鮮やかと言うよりAndroid端末っぽいハッキリした映し方です。
そして要らないソフトてんこ盛りなのはいつものこと。ASUS端末よりマシかな?
驚くことにP9liteはケースまで付属されています。
がっつりしたケースじゃなくて簡易的なものなので、気になる方は市販のものを買いましょう。
iPhoneと比較
メイン機である、iPhone6sと外観を比較。iPhoneを意識しているのか見た目は似ています。
P9liteの方が一回り大きいですが、重さはP9liteの方が軽く感じます。実際はiPhoneの方が数グラム軽いんですが、液晶が大きいP9liteでこの軽さは凄い。
ただ同じアルミ製で見た目は似ていても、よく見るとiPhoneの外装は高級感があります。
厚さを比較。こちらは見た目ほぼ一緒。
iPhoneよりサイズが大きいP9liteがどれだけ薄いかわかる。
ディスプレイはP9liteが5.2インチでiPhone6sが4.7インチなので、使っていてもP9liteが少し大きく感じます。
ただ反射の具合や発色の鮮やかさは、やはりiPhoneの方がキレイですね。
まあ値段が5倍ほど違うので、当たり前といえば当たり前。
アプリの使用感やベンチマークなど
ベンチマークとゲームを中心にアプリを使ってみての感想。
まずお馴染み「Antutu Benchmark」を使ってのベンチマークテスト。
数字はそんなに良くありませんね。特にRAMが2GBなので、その辺が影響したのかも。
これだと3Dバリバリのゲームは間違いなくカクカク。
人気のゲームは問題なく遊べる
一通り人気のスマホゲーをプレイしましたが問題なく動きました。
パズドラやモンストなどのカジュアルゲームはもちろん、デレステなんかの若干重いものでもカクつくことはなかったです。これだけのゲームが動くなら、ほとんどのスマホユーザーなら問題ないですね。
ただ3Dゲームをバリバリやりたいって人は、もっと高性能なスマホをおすすめします。
P9liteでポケモンGOを遊ぶときは注意が必要
一つだけ問題があるとすれば「ポケモンGO」で遊ぶとき。
動作自体はまったく問題ないんですが、P9liteはジャイロセンサーに対応していないので傾き機能が使えません。ここは結構痛かったかなと思います。
ポケモンGOはARを売りにしているので、傾き機能が使えないのは少し寂しいかなと思いました。
普段からジャイロセンサーを使ってない人や、ポケモンGOとプレイしない人なら問題ありません。
P9 liteは今買っても価値があるスマートフォン
この価格なのに凄くよくまとまっていて、しっかり作り込んでいるスマートフォンだなと感じました。
無難と言えば無難なんですが、欠点がほとんどないんですよ。だからレビューも難しい。
ジャイロセンサー以外に気になる点があるとすれば
- BluetoothはaptX非対応
- 内部ストレージが16GB
- 充電がUSBtype-Cじゃなくてmicro-USB
上の3つぐらい。BluetoothやUSBは価格を考えれば仕方ないですし、ストレージはmicroSDカードを買えば容量が増やせるので、そこまで問題ありません。
2万円台前半でほとんどの人が使いたい機能を搭載しているし、見た目も安っぽくなくカッコイイ。カラーバリエーションも低価格帯のわりに3種類と多く、これと言った欠点がないのが最大の長所。
スマホ初心者から私のようなガジェット好きまで、幅広い層をカバーできるスマートフォンです。
発売から1年以上経ち後継機も出ていますが、間違いなく今でも買う価値あり!