こんにちは。たぐちです
私はサラリーマンをしながら、ブログで収入を得て副業しています。多いときで年間200万円の収入がありました。
2018年度分から個人事業主の届け出を出して今年で4年目になります。
最近、政府もYouTuberもやたら副業をすすめていますが、メリットばかりじゃなくてデメリットも知りたくありませんか?
今回は私が4年経験した副業生活から、副業のデメリットをご紹介します。
副業は良いことばかりじゃない
副業があれば色んな働き方ができるので、私もおすすめします。
でもね、マイナスの面もあるんです。
確定申告しなきゃいけない
サラリーマンなら基本的に会社が勝手にやってくれます。
独身で扶養家族がいないなら名前書いてハンコ押して終わり。あとは保険の控除ぐらいなもの。
サラリーマンでも医療控除やふるさと納税している人は確定申告しなきゃいけませんが、副業となるともっと手間はかかります。
- 確定申告書
- 青色申告決算書
- 貸借対照表と損益計算書
- その他いろいろ
もちろん白色申告ならもう少し簡略化できますが、青色申告となると仕分けなど面倒です。
税金がアップする
- 所得税
- 住民税
この2つが確実に増えます。
うまいこと経費で落としている人は追加で払わなくていいんでしょうけど、私みたいにほぼ経費がかかっていないブロガーは確実に所得がアップします。
ちなみに私は税金が15万円以上アップしました。
これ青色申告の65万円控除でこれですからね、白色申告だったらと思うと恐ろしい。
特に住民税がコワイ
所得税は確定申告した時点でいくら税金を払わなきゃいけないかわかります。
そしてすぐに支払いするのでまあダメージは少ない。
でも住民税は約6か月後に納税通知が届くので厄介です。
忘れたころにドカッと税金を持ってかれますので、調子に乗ってお金を全部使ってしまうと税金を払うことができなくなってアウト。
去年はガッポリ稼いで、今年の収入が一気に減っちゃったりしたら本当に払えなくなるレベルです。
そのためにも絶対に税金分はお金を置いておきましょう。
本業だってもしかしたらダメなることも考えられますからね。
時間が取られる
もちろん副業している間は時間を取られます。
私は多い時で副業に1日6時間ぐらい費やしていました。
もし本業で残業していれば時給1500円としても9000円確実に稼げた計算です。
本業への影響
副業にこれだけ時間を費やしたら本業にも多少影響が出ます。
- 本業が疎かになる
- 睡眠不足
- モチベーションの低下
- 本業中も副業のことを考えてしまう
- 本業のスキルや評価への影響はない
などなど、悪影響も少なくありません。
しかもいくら副業を頑張っても本業のスキルアップにはつながらないし、上司や会社からの評価も上がりません。
正直、私は本業がすこし疎かになってしまった時期もありました。
今年から副業で青色申告控除できない可能性も
副業の強い味方だった青色申告控除ですが、令和4年分から出来なくなる可能性が出てきました。
給与所得がある人は副業を事業所得としてみなされないというものです。
詳しくは下の動画で見れます。
ただでさえ副業で税金アップするのに、青色申告控除が使えないとなると副業での税金は大幅アップです。
副業で300万以上稼げばいいのかもしれませんが、そんな人全体の何割いるでしょうか?
私が一番稼いでた時期でも年間収入200万円弱だったのでかなり厳しいです。
とは言え良いところもたくさんある
- 収入アップになる
- 人脈が増える
- 新しい体験ができる
- 確定申告や税の知識が身に付く
- アウトプットできる
- スキルが身に付く
悪いところばかりあげましたが、良いところもたくさんあります。
特に収入は昇給額なんて比べ物にならないほどアップします。
いろんな人とも出会えるし、知識も付くので本業でもプラスになったことがあります。
なのでこんな記事を書きましたが副業はおすすめします!
こんな私でも収入を得ることが出来たので、誰にでもできるし再現性も高いです。
まとめ
- 確定申告しなくちゃいけない
- 税金の支払いが増える
- 時間が取られる
- 本業が疎かになる
- 良いところもたくさんある
長所と短所は裏腹なもの。いいところがあれば悪いところも必ずあります。
政府は副業を推し進め、人気YouTuberもこぞって副業の良いところばかり伝えますが、悪いところも知っておいた方が後々役にたちます。
副業自体はおすすめなので、デメリットを知ったうえで是非挑戦してみましょう!