こんにちは。たぐちです
待ちに待ったiPad miniの新型が発売されました。
8インチタブレット好きなら絶対に気に入るiPadとなっています。
他のiPadやAndroidタブレットと比較しても使用率はダントツ。
- Apple iPad mini 第5世代
- iPad mini5の外観などをチェック
- iPad mini5をつかってみた感想
- 他の8インチタブレットと比較
- 他のiPadと比較
- iPad mini5レビューのまとめ
Apple iPad mini 第5世代
- 片手で持てるサイズ感
- 最新のA12チップ搭載
- 300gの軽さで持ち運びに最適
- Apple Pencil(第1世代)、ロジクールのCrayon対応
- 良くも悪くも変化がない、使いまわし
- ストレージ容量に128GBがない
おもなスペック
(出典:iPad mini - Apple(日本)
- 画面:7.9インチ(2,048 x 1,536ピクセル)
- 画面の仕様:耐指紋性撥油コーティング、フルラミネーションディスプレイ、反射防止コーティング、広色域(P3)、True Tone、1.8%の反射率、500ニトの輝度
- CPU:A12 Bionic
- RAM:3GB
- ストレージ:64GB、256GB
- カメラ:フロント800万画素・ƒ/2.4(5枚構成のレンズ)、リア700万画素・ƒ/2.2
- 通信:Wi-Fi802.11a/b/g/n/ac MIMO対応HT80、LTE(セルラーモデル)、ギガビット級LTE(28バンドに対応)
- Bluetooth:5.0
- その他:Apple Pencil(第1世代)対応、ロジクールCrayon対応
- 生体認証:Touch ID
- サイズ:203.2×134.8×6.1 mm
- 重さ:300.5 g
- カラー:シルバー、スペースグレイ、ゴールド
- 価格:税込み50380円から
外観はiPad mini第4世代から変化はないが、iPhone XSと同じ最新のA12 Bionicチップを、ディスプレイも広色域(P3)とTrue Tone搭載してより良いものになっている。
Apple Pencil、Bluetooth5.0にも対応。
新しい技術は何もないけど、待ち望んでいた人が多いだけに正当進化はうれしい。
iPad mini5の外観などをチェック
最近のApple製品はこのペロペロで簡単に封を開けることができるようになってます。昔みたいにカッターやハサミを使う必要はないです。
地味だけど、こういう改善してくれるAppleは好きです。
任天堂のソフトパッケージもそろそろ見習ってくれないかな。
パッケージもiPadよりコンパクト。本体のサイズがうかがえます。
パカっと開けるとイキナリお目見え。
Apple製品はいきなり出てくるのがいいよね。ワクワク感がすごい。
色はシルバーを選びました。他のiPadと違う色にしたかったためです。
あとはレビューするのにスペースグレイだと他の人と被りまくりだろうなと思ったから。案の定、スペースグレイ率高かった。
本体はiPadらしい色でとてもキレイです。質感もとても良い。
このひんやりした感じええよね。
シルバーなのでベゼルは白です。この色がiPadらしい。
ちなみにスペースグレイのみ黒ベゼルになっています。
動画をよく見るなら黒ベゼルの方がいいかな。高級感もあるし、ベゼルが細く見えますからね。
ボンジュール。Holaで撮影したかったけど逃がしました。
クイックスタートが使えるのでiPhoneやiPadをお持ちの方は初期設定がラクチンです。
私はiPhoneではなく、iPadと同期しました。
細部
上部にはイヤホンジャック、マイク穴、電源ボタン、カメラ。
カメラ出っ張りがないの久し振りに見たけど、美しい。やっぱこれだよ。
Appleはいい加減、出目金カメラをいい加減なくすように努力するべき。
イヤホンジャック搭載しているので、有線ヘッドホンやイヤホンが使用可能。
これも嬉しいポイント。最近のiPhoneは重いくせにイヤホンジャックがないんだよ。
側面にはサイドボタン。反対側は何もありません。
下部にはスピーカー、Lightning端子。PD(高速充電)にも対応している。
今回の残念ポイントの1つとしてUSB Type-Cじゃない点。そろそろ「端子ぐらい変えてくれよ」と思う反面、今までのアクセサリーが使えるのは良いかな。
iPad mini5の付属品
同梱品はいつも通りのライナップ。
- iPad mini本体
- ACアダプター(10W)
- Lightningケーブル
- Appleシール
- 冊子
今回の付属の電源は10Wのものでした。これで十分かな。
A12 Bionicは凄い!みんな大好きベンチマーク
Antutu Benchmarkを使ってのベンチマークテスト。
- トータルスコア:363835
- CPU:135310
- GPU:156338
iPhone XSと同じ、最新のA12 Bionicチップを搭載しているだけあって高スコア。
これならPUBGでも荒野行動でも高解像度でバリバリ動きます。
iPad mini5をつかってみた感想
反射が少なくキレイなディスプレイ
今回から広色域(P3)とTrue Toneに対応してよりキレイになりました。
解像度はiPad Airと同じ2,048 x 1,536ピクセルなので、よりドットの密度が細かくてキレイに見えます。
フルラミネーションディスプレイなので、ガラスが入っている感じがなく、画面がより近い。
読書にピッタリな4:3の画面
iPad miniは読書に適したアスペクト比4:3。反射も少なくとても読みやすい。
数少ない8インチタブレットも、最近はMediaPad M5など縦長サイズが主流。
動画は16:10の方が見やすいが、読書は圧倒的に4:3の方が見やすいので、私はこの画面サイズが気に入っている。
だから4年前のZenPadもいまだに現役で使ってるんです。
ちなみに白ベゼルのシルバーにしたのは、読書しやすいって理由でもあります。
女性でも片手で持てるサイズ感
手が小さいめの私(女)でも片手で持てるサイズ。男性なら小柄な人でも余裕で持てます。
このサイズ感が9.7インチ以上のiPadとの大きな差です。
読書するのにも、ゲームするのにも、タイピングするのにもこのサイズが使いやすい。
ゲームがしやすい
大き過ぎず小さ過ぎず、ゲームがプレイしやすい画面サイズ。
このサイズが手に持ってゲームできるギリギリかなと思います。
9.7インチになると机の上に置いたり、タブレットスタンドが必要になるけどiPad miniなら必要ありません。
あとカメラの出っ張りがないので、机の上に置いてもガタガタしないのがいい。
約300gの軽さ
重さ300gと軽いので長時間持っていても疲れにくい。
これぐらいの重さならベッドで仰向けになってでも扱えます。
ちなみにiPad Airが456gなので150gほど軽い。
シングルカメラは実用十分
カメラ性能はiPhoneやiPad proに比べると劣りますが、普通にキレイですね。
細かい設定はできないけど、ちょっとした写真を取り分には実用十分。
使いやすいTouch ID
認証はiPad Pro10.5インチと同じなので、とても早いです。
私は家で使うことが多いタブレットはFace ID向きじゃないかなと思うけど、それでも指紋認証は人気が高いのでうれしい人は多いんじゃないでしょうか。
Apple PencilとロジクールのCrayonに対応
第1世代のみですがApple PencilとロジクールのCrayonに対応しています。
私は使ってないけど、メモ帳代わりとして使えてよさそう。
気が向いたらペンシルも買ってみようかな。
コンパクトで持ち歩きに便利
薄いサコッシュにも余裕で入ります。
この大きさなら電車の中でサッと出して、サッと仕舞える。
ノートPCを入れているインナーケースの内ポケットにも難なく入ります。
この携帯性の高さが、10インチにはないメリットです。
2スピーカーは残念だが音は悪くない
iPad miniの残念なところは2スピーカーなところ。
4スピーカー搭載のiPad Pro10.5インチと比べると物足りないし、片側からしか音が流れないので慣れないと違和感がある。
ただ音質自体はそんなに悪くなく、2スピーカーにしては頑張っている印象。
同じiPad Air2と比べると、違和感も少なく各段に進化しています。
地味で目立たないけど、iPadって最新のものほどスピーカーがわかりやすく良くなっているんですよね。
ストレージ容量に128GBが欲しい
私のように読書メイン&ゲームで、iPadを使う人は64GBだと心もとなくなってくる。
もちろん本を読む時だけダウンロードして、読んだら消してを出来るマメな人はいいけど、私のように入れっぱなしの人は本とマンガの容量だけで凄いことになってきます。
Androidみたいに外部ストレージにデータを入れればいいんだけど、iOSはそれができないのでストレージ不足に陥りがちです。
しかもゲームもするので、容量が64GBだとカツカツ。
かといって256GBは動画とか写真撮りまくってる人以外は必要ない。
NASもあるし、動画や写真はほぼ入れなくて事足りますからね。
そこでちょうどいいのが128GBなんですけど、この容量iPad mini5にはないんですよ。
Appleの策略で最低容量が64GBの製品は256GBが次のストレージモデルとなるわけです。
セコイ、ほんとセコイ。
じゃあ256GB買えよって思うだろうけど、容量アップするだけで18000円も高くなります。18000円ですよ?
これだけあればApple Pencil買えちゃうし、ストレージに高い金払うのはアホらしい。
良くも悪くも変化なし。ホンネはもっと軽く
イノベーションはなく、リノベーション商品。
正当進化と言えばそうですが、外観は変わっていない。性能も最新のA12チップを詰んでるけど、正直部品を使いまわしているだけ目新しさはまったくない。
ベセルレスデザインまではいかないけど、ベセルをiPad Airレベルに削ってもっと軽くしてくれたらよかったかなと思いました。
300gは軽いんですが、2015年に発売された前モデルのiPad mini4やZenPad S 8.0より重いのはどうなんかなと。
完成形と言えばよく聞こえるけど、4年前から8インチタブレットは進化していない。
他の8インチタブレットと比較
ASUSのZenPad S 8.0 (Z580CA)、iPad mini5、AmazonのFire HD 8タブレット。
ディスプレイはやっぱiPad miniがキレイですね。
ZenPadもこの当時ではかなり質のいいディスプレイだったけど、さすがに負けてしまってます。
やはり読書はアス比4:3の7.9インチが見やすいです。
Fireタブレットもさすが本家だけあってKindleは見やすいけど、ちょっと縦長なんですよね。まあ値段も他の2つに比べると、桁が違うので仕方ない。
同じ7.9インチでも発色が違う
同じ7.9インチでアスペクト比4:3のZenPadと比べてもiPad miniのディスプレイはかなり鮮やかで文字が読みやすいです。
反射防止コーディングもされているので、格段に本が読みやすくなりました。
もう自分の顔が映る仕様とはおさらば。
他のiPadと比較
iPad mini5(シルバー)、iPad Air2(ゴールド)、iPad Pro10.5インチ(スペースグレイ)のiPad三兄弟!
Air2は現行のiPad 第6世代とほぼ同じ大きさ、Pro 10.5は現行のiPad Air(2019)と同じサイズなので、中身は別として本体サイズの参考にはなると思います。
今回iPad miniのカラーをシルバーにしたのは、他のiPadと別の色を使いたかったからがある。もちろんベゼルが白だと読書しやすいというのもあるけど。
7.9インチ、9.7インチ、10.5インチ。
こうして比べると10.5インチのベゼルの薄さがわかりますね。
iPad miniもこのベゼルがよかったのにな。
iPad mini5レビューのまとめ
大は小を兼ねるっていうけどiPadに限ってはそうじゃないのがわかる。
片手で持てる、軽いってことは素晴らしいことです。
もちろん雑誌を読んだり動画を見たりするには、大画面のiPadには劣ります。
ただ使いやすさという点ではmini。
価格もAppleにしては良心的。最新のA12チップを塔載してこの値段はコスパ良いと思います。iPhoneなんて10万超えてますからね、どれだけiPad miniが安いかわかります。
それにしても、やっぱ8インチタブレットは最高ですよ。
是非ともいろんな人に触っていただきたいです。