こんにちは。たぐちです
今回は代わり映えしない今までのiPhoneから一新されたiPhone Xのレビュー。
Face IDが不評でiPhone 8に乗り換える人も多いですが、私は大変満足しています。
iPhone6sとの比較などを中心に紹介していきます。
Apple iPhoneX
- 有機ELディスプレイで枠がほぼなし
- FaceID
- デザイン一新
- Qiを使ったワイヤレス充電対応
- チップやカメラなど機能も向上
iPhone7は防水対応したぐらいで特に違いはなくガッカリでしたが、今回は一新。
今回はピックアップ予約というAppleStoreでの直接受け取りの方法で購入しました。
毎日アプリと睨めっこしながら、心斎橋で受け取り可能となったので即予約。
一緒に買ったもの・買っておいた方がいいもの
iPhoneXは手元にないものの、早々とケースとQi充電器を購入していました。
一緒に購入しておいた方がいいものは以下の通り。下二つは持ってないなら購入したい。
- ケース
- ガラスフィルム
- Qiの充電器
- Bluetoothイヤホンorライトニング用イヤホン
私はSpigenのハイブリッドケースとAnkerのワイヤレス充電器を購入。
ガラスフィルムは貼るのがヘタで失敗するため、いつも購入しません。ただiPhoneXは画面を割ると修理費が3万円ほどになるなので、フィルムも貼ることをおすすめします。
別のエントリでレビュー予定です。
開封の儀
仕事の研修ついでに心斎橋のAppleStoreで受け取ってきました。
Apple製品は10個ぐらい買ってますが、直接お店で買うのは今回初めてなので緊張した。
AppleStoreで購入すると林檎マークが記載されている袋に入れてもらえます。
もう店舗で買うことはないだろうし、記念なので靴入れにする。
パッケージ
色はスペースグレイの64GBを選択。パッケージも色が反映されててカッコイイです。
ちなみに人気なのはシルバーの256GBみたい。
今回はいつもの密封されたビニールじゃなくて、簡単に剥がせるようになってるフィルムです。
このフィルムを剥がすときが何よりも興奮するんですよね。
いつもなら箱を開けたらお出ましですが、今回は「Apple in California冊子」が一番上に。
冊子をめくると本体がお出ましです。私は興奮がおさまりません。
同梱品
付属品は以下の8点。イヤホンの入れ物が経費削減されてチープに。
- iPhoneX本体
- ACアダプタ
- Lightningケーブル
- ステレオミニジャック変換用Lightningケーブル
- マイク付きイヤホン
- 簡易説明書
- SIMピン
- Appleシール
ホームボタンが廃止になったので、今回は簡単な説明書が入ってます。
いつも思うけど林檎シールって何に使うんだろ。いっぱいシール余ってるよ。
外観
写真だと真っ黒ですが、実物はスペースグレーの名の通りグレーです。
ツヤツヤのガラス仕上げでかっこいいですが、指紋がすぐ付くのが難点。
ディスプレイ側は真っ黒。フィルムを剥がしたばかりなので指紋もなくて美しい。
iPhoneXは画面への指紋が付きにくい気がするのは私だけでしょうか?
側面はアルミではなくステンレス仕上げで、黒っぽい色。アルミより高級感がありますが、少し冷たい印象。
右側面には電源ボタン、その下にSIMトレイが付いてます。電源ボタンは大きくなっているので押しやすくなりました。
しかし横から見るとカメラの出っ張りが目立つのが残念。
左側面にはマナーモードの切替、ボリュームボタンがあります。
こちらはサイズ変更なし。
下部にスピーカーとケーブル端子。
ステンレスになったのでケーブルの抜き差しで端子周りが削れないのが良いですね。
iPhone6sは全体的にキレイなのに、イヤホンジャックやケーブル端子周りだけ少し剥げてます。
やはりカメラの出っ張りがかなり気になる。特に机の上に置いたりするとガタガタするので目立ちます。
ダブルレンズは横から縦になったので写真は撮りやすくなりました。
起動
こうやって見ると全面ディスプレイになったのがわかりやすい。
iOS11にしていればiPhone同士でデータの引継ができ、iCloudやPCが不要となりました。
iPhone6sと比較
大きな違いをまとめると
- ホームボタンがなくなった
- アルミ筐体からガラスとステンレスへ
- ディスプレイが液晶から有機ELになって大きくキレイになった
- 指紋認証(touch ID)から顔認証(Face ID)になった
- Qiワイヤレス充電に対応
- CPU性能、カメラ性能が凄くアップ
- 防塵・耐水になった
- サイズが少し大きくなり、重くなった
- イヤホンジャックがなくなった
- FeliCa搭載
サイズと重さ、イヤホンジャックはiPhone6s。その他はiPhoneXの方が優れています。
外観とID、ホームボタンは人によるかな、個人的に外観はガラスよりアルミが好きです。
私はiPhoneXになってイヤホンジャックなしが一番ツライなと感じました。
Bluetoothイヤホンを使っていますが、アラームはBluetooth経由で鳴らないので駅を乗り過ごす苦い思い出もあって、朝出勤のときは有線を利用しています。
Face IDはマスクを普段するかしないかで意見が分かれるでしょうね。
私はマスクをほぼしないので悪くは思わなかったですが、認証されない時が多いので今後に期待。
あと地味だけどFeliCaが便利でした。
外観の違い
それほど大きな違いはないが、iPhoneXが少し大きくなってます。
持った感じはiPhone6sに分厚めのカバーをつけたぐらい。重さは長時間持ったり、比べるとわかる程度。
外観はガラスが人気ですが私はアルミが好きでした。iPhone8がQi非対応のアルミなら購入したのにな。
厚さも増して縦に長くなっています。6sが側面もアルミですが、Xはステンレス。
画面の違い
画面が大きくなり有機ELになったことで発色が良くなりました。色がくっきりハッキリ写し出されます。
液晶モニターからでも比べてみると6sの画面が、若干ぼやーっとしているのがわかります。
画面が縦に伸びたことで6sに比べ、iPhoneXの表示領域が増えたことがわかります。
色味はiPhone6sは青く、iPhoneXは角度によって少し黄色く見えました。ただ画像のように下からだと青っぽい。
ベンチマーク比較
お馴染みの「Antutu Benchmark」で測定。向かって左がiPhoneX(iOS11)、右がiPhone6s(iOS10)。
- iPhoneX:225667
- iPhone6s:125622
スコアは約1.8倍の差。CPUはそれほどでもないけど、3DやRAMなどはタブルスコア以上付けている。
RAMは2GBから3GBになっているみたいですが、体感ではそんなに差がないですね。
現状iPhone6sでもほとんどのアプリが快適に動くので、今後のOSやアプリで変わってくるのかな。
感想
せめて10万円ぐらいなら大満足と太鼓判を押したのですが、やはり値段が高い。
ベゼルがほぼなく美しい画面は凄いし、カメラやCPU、RAMの性能が上がっているのは確実に体感できるんですが、12万円は高すぎるのがホンネ。
賛否両論あるFace IDに関しては満足しています。
良かったところ
- 質感がイイ
- ディスプレイ大きくてがキレイ
- 表示領域が増えて見やすい
- Qiのワイヤレス充電が便利
- カメラの性能がすごい
- Face IDでセキュリティ面が強化
まず画面は文句なしにキレイです。今までのiPhoneとサイズはほぼ同じで画面をここまで大きくできたのは素晴らしい。
表示領域も増えたので、ネットサーフィンするときも情報量が増えて見やすくなりました。
Face IDも私は良いなと感じました。マスクしているときや、眠っているときに認証しないのはセキュリティ面を考えると強化されていると思ったからです。
地味で今さらな技術のワイヤレス充電ですが使ってみると便利でした。ケーブルを抜き差しする必要がないので、机の上にある充電器に置くだけで充電できるのは手間がなく手軽でいいんですよね。
いまいち・悪かったところ
- 高すぎる
- Face IDの精度はもうちょっと頑張れ
- 重い
- 画面の凹みは何とかならなかったのか
- 大きくなるならイヤホンジャック搭載して
悪いところはダントツで価格。それ以外はもう2万円安ければ気にならないレベル。
事前にわかっていたことですが、画面の凹みは残念。ムリに領域を増やすぐらいならフラットにした方がアプリも開発しやすくていいのではと感じました。
まとめ
たしかに高い、高いですけど見合った性能や質はあるので買って正解でした。満足しています。
今回のレビューをまとめると
- 早く手に入れたいならピックアップ予約
- 画面割ったら高額の修理代が必要なのでフィルム必須
- 質感めっちゃ良い
- カメラの性能が凄い、画面もキレイ
- 高すぎる
- iPhone6sから乗り換える価値あり。でも6sで十分戦える
現状iPhone6sでもほとんどのアプリが動くし、不満がないという方は焦って手に入れる必要はないかと。今は防水やモバイルSuicaに対応した安いiPhone7を買って、Face IDなどが強化された次期iPhoneXを狙うのもアリです。
もちろん乗り換える価値もあります。手に持った感じやサイズなども大きく変わらないのでiPhone6や6sからでも違和感なく使えます。ホームボタンも1日で慣れました。
高かったけど使ってこんなにワクワクするガジェットは久しぶりでした。