こんにちは。たぐちです
私も30歳を超えて周りはほとんど結婚している年齢になってきました。
残念ながら私は結婚する予定もないし、相手もいない未婚率を上げるだけの女です。
昔むかしのバブリーな時代には結婚相手に求める条件として「3高」というものがありました。そのあとバブルが崩壊すると女性の価値観も変化してきたのか、ここ10年ほどは「3C」とかいうわけのわからないものが登場しています。
一見条件としては「3高」より「3C」の方が緩いようにみえますが、果たしてそうなんでしょうか?
3高と3C
その前に「3高」と「3C」について少し説明しておきます。
3高はご存知の方も多いでしょうが、3Cはマスコミが無理に流行らせた感があるので、ご存じない方も多いはずです。今「3低」とかいうわけのわからないものも出てきてるけど
3高とは
結婚相手に求める条件として
- 高学歴
- 高収入
- 高身長
上記3つの「高」を兼ねているということで3高と言います。
1980年代に作られた言葉だけあって、かなりバブリーで上から目線な感じですね。
たしかにバブル時代のドラマとか見ていると女性がわがままで、男性のことを舐めているとしか思えない。あんな女でも引く手あまただったのがバブルなんだなと感心します。
まあ結婚相手にする条件としては申し分ないでしょう。これならご両親も反対しないはず。
3Cとは
結婚相手に求める条件として
- Comfortable(快適)
- Communicative(通じ合える)
- Cooperative(協力的)
上記3つの「C」を兼ねていることから3Cと言います。
バブルが崩壊して女性の社会進出が当たり前になった2000年代頃から言われ始めました。
決して「カラーテレビ」「クーラー」「自動車」ではございません。
3高と違って英語になってくるので、私のニワトリ並の英語力でムリヤリ訳すとこうなりました。
何が言いたいのかサッパリわからんという人のために引用。
comfortable・・・「快適な」だが、意訳すると「充分な給料」。今の生活水準を落とさないで、子育てができる程度。一般に年収700万円以上。
communicative・・・「理解しあえる」だが、意訳すると「階層が同じかちょっと上」。価値観やライフスタイルが一緒。
cooperative・・・「協調的な」だが、 意訳すると「家事をすすんでやってくれる」。
かつての「三高」(高学歴・高収入・高身長)のひとつだった高身長は努力して達成できるものではないが、高学歴・高収入と、開明的で高度な価値観は夫の不断の努力で成し遂げることができるとされる。
Wikipediaの定義には年収700万と載ってたけど「十分高収入やん」とツッコんでしまったのは私だけじゃないはず。
そして3高と比べるとややぼやーっとした条件。
3高の条件はわかりやすいが、3Cはわかりにくい
3C男性と結婚する難易度が上がる理由として、3高に比べてわかりにくく抽象的であることが挙げられます。
3高の条件はとてもシンプルでわかりやすい。
- 高収入
どれぐらいから高収入かわかりませんが、バブリーな時代を考えると年収1000万以上かな。
- 高学歴
私は関西の人間なんで関東の大学はよく知らないけど、関西なら「関関同立」で関東なら「MARCH」以上の私立大学か国公立大学が高学歴の条件でしょうか。
- 高身長
自分の身長にもよるけど、高身長と言われると身長180cm以上ですかね。
- 年収1000万円以上
- 「関関同立」「MARCH」以上の私立大、国公立大卒
- 身長180cm以上
3Cは抽象的過ぎて女によって差がある
一方「3C」は英語でよくわからん上に抽象的なので人によって幅がありそう。
- comfortable
この3Cという言葉を作った小倉 千加子さんは年収700万円と言っていますが、私は600万円ぐらいかなと考えています。
旦那さんが年収600万円以上あればかなり快適な生活が送れるはずです。
- Communicative
この「同じ価値観」「同じ階層かちょっと上」というのがよくわからない。
だってこれ数字じゃわからないものです。
自分(女性)がどういう価値観で、どういう階層なのかで求めることがまったく違ってきます。つまり紙の上に載せることが出来ないものですよね?
たぐちがAという価値観でも、たなかさんがBという価値観なら求める価値観も変わってくるので付き合ってみないとよくわからないということになります。
お見合いなどは度外視で恋愛結婚前提に作ったものなのかなと思えて来ます。
- Cooperative
これは家事や育児に協力的だということでしょうか。
共働きが当たり前になったので、昔のように専業主婦になる方も減ってきています。
そうすると必然的に旦那さんにも家事や育児に協力してもらいたくなるのは、当然といえば当然ですね。
- そこそこの収入(年収600万ぐらい?)
- 自分と同じ価値観と同じ階層
- 家事や育児に協力的
目に見えないものを探すのは難しい
- 3高は収入・学歴・身長を紙に書けばすべてわかるので目に見えるが、3Cは「そこそこの収入」以外は目に見えません。
- 3高は付き合わなくてもわかることばかりなのに対して、3Cは付き合わなければわからないことが多い。
- 3Cは恋愛結婚を前提で作られていて、お見合い結婚はあまり考えていないと感じる。
価値観なんて、その人と1度や2度喋ってもわからないし一生わからないかもしれません。
ということは色々な人とお付き合いをして、より多くの男性と知り合わないと確率的に価値観が合う男性と巡り合う可能性が低くなるということです。
私みたいに職場の男性以外とは普段ほとんど話さない人間にとっては、価値観が合う男性を見つけるのは難しくなってしまうということ。
もちろん最初に出会って付き合った人が、価値観やライフスタイルが似ているという可能性もあります。
3つ目の条件である協力的も同じで「僕は家事や育児に協力的」だと言われても、子供もいないのになぜその人が育児に協力的だとわかるんでしょうか? 子供ができてみないとわからないでしょとしか言えません。
まとめ
「気が合う」とか「価値観が同じ」とかいう目に見えないものを追う女ほど結婚が遠のくみたいなことを、東京タラレバ娘で言ってたけど本当にその通りだと思いました。
あと個人的に女版の3Cみたいなのはないんですかね?
まあ女に求めるものは「若さ」「容姿」「家事が得意」以外にあまりないと思いますが。
最後に
- そんなこと言ってないでとっとと結婚しろ
- そんなだから結婚できないんだ
- おまいう、上から目線だな
上記のようなコメントは受け付けております。